マスタング、今度の舞台はスクリーン|Ford
Ford “Need for Speed” Mustang
フォード “ニード フォー スピード” マスタング
マスタング、今度の舞台はスクリーン
全米で2014年3月に公開予定のドリームワークスが制作したハリウッド大作映画“ニード フォー スピード”にマスタングが登場する。900psを発生するV8スーパーチャージャーエンジンを搭載し、スクリーン狭しと、カーアクションを繰り広げる。LAモーターショーではいち早く、この新作映画に使用されたマスタング(同型)が展示された。
Text by SAKURAI Kenichi
Photographs by WATANABE Shinsuke
このドリフトシーンを見逃すな!
ドリームワークスが制作したハリウッド大作映画“ニード フォー スピード”は、“ネイビー シールズ”のスコット・ワウが監督をつとめるカーアクションムービー。刑務所から出所したばかりのメカニック兼ストリートレーサー、トビー(アーロン・ポール)が、濡れ衣を着せられた相手に復讐をおこなうというストーリーで、ほかにはドミニク・クーパー、ラモン・ロドリゲス、ラミ・マレック、イモージェン・プーツ、ダコタ・ジョンソン、スコット・メスカディなどなど、ハリウッドでも人気の若手俳優が数多く出演する。
アメリカでは2014年3月に公開予定で、アメリカ人の大好きなマッスルカーやスーパーカーがこれでもかと登場し、高価なスーパーカーが惜しげもなくカーアクションやクラッシュシーンを演じるとあって、前評判も上々だ。
今回LAモーターショーに展示されたのは、その映画“ニード フォー スピード”に登場する主演のトビー(アーロン・ポール)が乗るマスタングそのもの。エンジンは、スーパーチャージャー付きのV8エンジンで、実に900psを発生する。マッシブなフォルムは、大きく張り出したワイドフェンダーやバンパー、ボンネットフード、そしてリアフェンダーにそなわる大型のエアインテーク、大径22インチのアルミホイールなどから構成されている。
息をのむようなカーチェイス、ドリフトシーンも満載で、クルマ好きにはたまらない作品である。まさに現行マスタングのファイナルを飾るにふさわしい作品といえるだろう。
ちなみにこの“ニード フォー スピード”マスタングは、11月にフロリダ州マイアミのホームステッド マイアミ スピードウェイで開催されたNASCARスプリントカップ シリーズのペースカーとしても登場。映画に出演するラモン・ロドリゲスとともに、大歓声で迎えられたそうだ。