4気筒+モーターのハイブリッドモデル「GS300h」誕生|Lexus
LEXUS GS│レクサスGS
既存モデルにも小変更を実施
4気筒+モーターのハイブリッドモデル「GS300h」誕生
レクサスは17日、ミッドサイズセダン「GS」に2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターによるハイブリッドモデルの「GS300h」を設定。さらに、「GS450h」「GS350」「GS250」を一部改良し、販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
最高出力220psを発揮し、燃費はクラストップの23.2km/ℓを実現
昨年フルモデルチェンジを果たし、より骨太な走りを楽しめるようになった「GS」。これまでもトップモデル「GS450h」はハイブリッドモデルであったが、あらたに2.5リッター直列4気筒エンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドモデル「GS300h」が誕生した。
「GS300h」はシステム全体で最高出力162kW(220ps)、最大トルク300Nm(30.6kgm)を発揮。ダイナミックな走りとともに、JC08モード燃費でクラストップレベルと謳う23.2km/ℓを実現している。
GS350に8段トランスミッションを採用するなど仕様変更も実施
既存モデルへの一部改良では2WD車の「GS350」に8段スポーツダイレクトシフト「8-Speed SPDS」をあらたに採用し、高速巡航での燃費に貢献。多段オートマチックトランスミッションならではの滑らかな加速と、最短0.2秒で変速するMポジションでのダイレクトな操作感を両立した。
また各グレードのオプションに、走行中に後側方を走行する車両をレーダーで検知し、ドライバーに注意喚起することで車線変更時の安全運転をサポートするブラインドスポットモニターを設定。さらに、ヘッドアップディスプレイをカラー表示に変更し、視認性を向上させている。
インテリアは、バンブーのオーナメントパネルの設定を「GS350」「GS250」の「Version L」「I package」に、本木目のオーナメントパネルを「F SPORT」に拡大。このほか、「LS」にも採用されたレクサス クライメイト コンシェルジュを標準装備。オートエアコン、シートヒーター、シートベンチレーションを連携制御させて、車内を快適に保つとともに、冷やしすぎ、あたためすぎといった過度な働きを抑制することで、省燃費に寄与している。
エクステリアでは、すべてのクラスでフロントフォグランプをLEDタイプに変更し、くわえてLEDクリアランプに昼間の被視認性を高めるデイライト機能も追加。「Version L」には19インチアルミホイールもオプションで選択可能となったほか、ボディカラーはあらたに「F SPORT」専用色となるホワイトノーヴァガラスフレークが採用され、全11色となった。
LEXUS GS 300h│レクサスGS 300h
ボディサイズ│全長 4,850 × 全幅 1,840 × 全高1,455 mm
ホイールベース│2,850 mm
トレッド前/後│1,575 / 1,590 mm
エンジン│2,493cc 直列4気筒DOHC
エンジン最高出力│131 kW(178 ps)/6,000 rpm
エンジン最大トルク│221 Nm(22.5 kgm)/4,200-4,800 rpm
モーター最高出力│105 kW(143 ps)
モーター最大トルク│300 Nm(30.6 kgm)
JC08モード燃費│23.2 km/ℓ
燃料タンク容量│66ℓ
駆動方式│後輪駆動
価格│580 万円-