BMW i3 製品版は7月29日に公開|BMW
BMW i3|ビー・エム・ダブリュー i3
BMW i3 製品版は7月29日に公開
BMWは、BMW初の電気自動車「BMW i3」を予告するビデオを公開した。
Text by SUZUKI Fumihiko(OPENERS)
Vorfreude
すでにOPENERSでも、生産拠点となるライプツィヒの工場を取材した渡辺敏史氏のリポートをおとどけしている、BMWがはなつ初の電気自動車「BMW i3」。日本でも今年末の登場が見込まれており、世界初披露は9月のフランクフルトモーターショーといわれていたが、今回、BMWが公開した予告ビデオにおいて、その発表が7月29日と目前に迫っていることがわかった。
果たして、そのときにどの程度の情報が公開されるかは、いまだ不明だが、噂によると、コンセプトモデルの外観をきわめて印象的なものとしていたシースルーのボディパネルを採用することは、製品仕様となる「i3」では、やはりないようだ。これは、実用上の都合を考えても、望まれることだろう。
また各部の形状も、製品化にあわせて、微調節がはいるものとおもわれるが、とはいえ、ビデオの最後に登場する「i3」のシルエットを見れば、その形状が、コンセプトモデルから、極端に変化してはいないことは予想できる。
パワートレインは車両後方に置かれた電気モーターで、走行可能距離は130kmから160km程度、日本ではCHAdeMO規格にも対応する完全電気自動車といわれているが、噂を信じるならば、BMWのオートバイ部門がもつ、小型の2気筒エンジンを発電用に搭載した、発電用エンジン付き電気自動車、いわゆるレンジエクステンダーモデルも予定されており、この場合、追加で300kmほど、走行可能距離が増えるという。
価格は、3シリーズ以上、5シリーズ以下に落ち着くであろうこの「BMW i3」。その噂の真相をふくめ、続報は7月29日にあきらかになるだろう。