EAT|ピエール・ガニェールの愛弟子プロデュースの店がオープン
LOUNGE / EAT
2015年6月22日

EAT|ピエール・ガニェールの愛弟子プロデュースの店がオープン

RESTAURANT IRIÉ LE JOYEUX|レストラン イリエ ル ジョワイユー
EAT|“厨房のピカソ” ピエール・ガニェールの愛弟子がプロデュース

入江誠氏の手がける高級フレンチが表参道にオープン

8月1日(木)、ウエディングのプロデュースやレストランを手がけるノバレーゼは、表参道に高級フランス料理店「RESTAURANT IRIÉ LE JOYEUX(レストラン イリエ ル ジョワイユー)」をオープンする。レストランのシェフでありトータルプロデュースをおこなうのは、“厨房のピカソ”と称されるピエール・ガニェール氏の愛弟子、入江誠シェフだ。

Text by KUROMIYA Yuzu

料理は自然のうつろいを描くアート

入江誠氏は、フレンチの巨匠、石鍋裕率いる「クイーン・アリス」で修業した後、1999年に渡仏。フランス大統領など政財界人の通うパリの三ツ星「ルカ・キャルトン」を皮切りに、名だたる5軒の三ツ星レストランをふくむ計7店を渡り歩き修業。

その後、“厨房のピカソ”と称されるピエール・ガニェールの日本1号店「ピエール・ガニェール・ア・東京」のシェフに抜擢され、日本版ミシュランの2ツ星を獲得、多くの食通を魅了してきた。

そんな彼が20年間をかけて培ったエスプリをすべて詰め込み、満を持してオープンするのが「レストラン イリエ ル ジョワイユー」だ。名づけ親はピエール・ガニェール。「君を見ているといつも笑顔でジョワイユー(幸せな)気分になる。それをお客様にも提供してほしい」という、師匠から弟子への愛のあるメッセージが込められているという。

入江誠シェフ

入江誠シェフ

入江シェフの料理の特徴は、味と香り、見た目に訴える「記憶に残る料理」。特に見た目の優美さには定評があり、うつろう自然をプレートに表現した料理は、まさにアートと呼ぶのがふさわしい。

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また、皿がキャンパスなら空間はギャラリーという考えから、店内は料理を美しく見せることを徹底して追求。絵画など装飾品を極力排し、白を基調にしたシンプルながら居心地の良い空間を演出しているほか、皿もオリジナルデザインでつくるなど、随所にこだわりが光る。

メニューも皿に紡がれたストーリーをしっかりと感じとることができるよう、ランチ、ディナーともに提供するのはコース料理のみ。アミューズブッシュ(驚きを与える)、前菜(華やかに)、魚・肉(舌にうったえる)、デザート(フィナーレの華やかさ)、プティフール(心地よい余韻)と、物語に添ってコースが展開される。

レストランというギャラリーのなかで、プレートに描かれた料理を鑑賞しながら食すひととき。味覚だけではなく、視覚でも楽しむことができる独創的な料理を味わいに、足を運んでみたい。

レストラン イリエ ル ジョワイユー エントランス

RESTAURANT IRIÉ LE JOYEUX
オープン日|8月1日(木)
住所|東京都港区南青山5-5-4ルーチェ南青山2F
Tel. 03-6418-7779
営業時間|ランチ 11:30、ディナー 18:00
定休日|日曜ディナータイムのみ、年末年始
コースメニュー|ランチ 4000円(5皿)、7500円(8皿)
ディナー 1万2000円(6皿)、15000円(9皿)
※ともに税、サービス料別
http://www.irie-restaurant.jp/

           
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