BMW X1がマイナーチェンジ|BMW
BMW X1│ビー・エム・ダブリュー X1
「20i」にFRモデルが追加
BMW X1がマイナーチェンジ
ビー・エム・ダブリューは、同社のSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)である「X1」をマイナーチェンジし、9月15日より受注を開始する。
Text by OTSUKI Takuma(OPENERS)
ふたつのデザインラインと「M Sport」が追加
マイナーチェンジを果たしたBMW「X1」が、ついに日本に導入される。注文開始は9月15日からだ。
モデルバリエーションは「X1 sDrive18i」、「X1 sDrive20i」、「X1 xDrive20i」、「X1 xDrive28i」の4種類。モデル名からあきらかなように、2輪駆動モデルとして「X1 sDrive20i」が追加された。
パワートレインは、「sDrive18i」が、2リッター直列4気筒自然吸気ガソリンエンジン(最高出力110kW(150ps)/6,400rpm、最大トルク200Nm(20.4kgm)/3,600rpm)、「sDrive20i」と「xDrive20i」が2リッターの直列4気筒ガソリンターボエンジン(最高出力135kW(184ps)/5,000rpm、最大トルク270Nm(27.5kgm)/1,250-4,500rpm)、トップグレードの「xDrive28i」が「xDrive20i」とおなじ2リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンながら高出力版(最大出力180kW(245ps)/5,000rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)/1,250-4,800rpm)を搭載する。
エントリーグレードの「X1 sDrive18i」は、ブレーキ時に発電した電力をバッテリーに充電し、発進時に発電を停止することで、エンジン負荷を軽減する、「ブレーキ・エネルギー回生システム」を標準装備し、燃費が先代比で11パーセント改善した。JC08モードでは12.0km/ℓとされている。
今回あらたに設定された「X1 sDrive20i」には、「エンジン・オート・スタート/ストップ機能」、「ブレーキ・エネルギー回生システム」、低燃費運転支援モードである「ECO PROモード」を搭載。燃費はJC08モードで14.9km/ℓを達成している。トランスミッションは8段オートマチックだ。
「xDrive20i」と「xDrive28i」は、「エンジン・オート・スタート/ストップ機能」と「ECO PROモード」が採用され、先代モデル比で、燃費が15-19パーセント改善した。どちらもJC08モードでの燃費は13.6km/ℓだ。
エクステリアではフロントバンパーやリアスカードデザインが一新されたほか、ヘッドライト内のスモール・ライトのLED化、新デザインのドアミラーが採用された。インテリアではシフトレバーやライトスイッチ、カップホルダーなどにクロームでアクセントがくわえられた。
また、今回のマイナーチェンジでは、すべてのグレードに「X1」の力強さを強調するという「xLine」と、スポーティさを強調するという「Sport」のデザインラインがあらたに追加されたと同時に、BMW M社製のパーツを装着した「M Sport」もラインナップにくわわった。
価格は「X1 sDrive18i」が367万円、「X1 sDrive20i」が404万円、「X1 xDrive20i」が427万円、「X1 xDrive28i」が499万円。
それぞれのグレードで、デザインライン「Sport」がプラス20万円、「xLine」がプラス25万円、そして「M Sport」がプラス44万円だ。