Diary-T 255 モスク
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2015年4月15日

Diary-T 255 モスク

Diary-T

Diary-T 255 モスク

文・アートワーク=桑原茂一

イスラームは、
現世と来世において、幸福になるために
人々に何を提示しているのか。

東京・トルコ・ディヤーナト・ジャーミィ
Tokyo Turk Diyanet VakfI

もう思い出せないほど昔から気になっている建物がある。

代々木上原の駅の近くに出現したオスマン様式のモスクだ。

といっても調べてみたら2000年の六月に開堂したそうだから、12年間もの間気になっていたということになる。
私の記憶とはどこまでいい加減なのか。

で、「見学自由」の垂れ幕に勇気づけられて遂に潜入した。

イスラ ー ム は 世 界 三 大 宗 教 の ひ と つ とし て 知 ら れ て い ま す 。 だ が 、そ の 世 界 性 や 信 者 の 多 さ に も か か わ ら ず 、そ の 教 え は 十分に知られているとはいえません。それどころか偏見や誤解 で語られることが少なくありません。

東京ジャーミィは毎日5回の礼拝の時間に開館されている[2]。モスクの礼拝者は東京周辺に居住するイスラム教徒で、その国籍はトルコ、パキスタン、インドネシア、マレーシア、バングラデシュ、日本などである[2]。毎日の礼拝への参加者は5-10人程度、金曜日の礼拝への参加者が350-400人程度となっている[2]。

東京ジャーミイは、建物の上階に礼拝堂を設け、大ドームを乗せた広大な空間を確保する、トルコでは非常によくみられる形式を踏襲している。設計はトルコで建築会社代表を務めるハッレム・ヒリミ・シェナルプ。
躯体工事は鹿島建設が行ったが、内装や外装の大部分にはトルコから送られた資材が用いられ、100人近いトルコ人の建築家や職人によって仕上げられた。
1階にはトルコの美術品が展示され、講座などに使われる広間がある。上階の礼拝堂は最大2,000人収容可能な礼拝堂には女性専用の礼拝室もあり、専従のイマーム(導師)もいるなど、日本ではかなり大規模なモスクの部類に入る。敷地面積は734平方メートル、建物床面積は1,693平方メートル。

東京ジャーミイ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%82%A4

アッラーは重厚で複雑に込み入っていて難解なイメージがあったが、その場所は拍子抜けするほどほんわかしていた。礼拝場の中に入る時には女性はスカーフを頭に巻く必要があるのだが、入り口に用意してあるスカーフを思い思いに巻いた姿は見知らぬ女性たちが突然エキゾチックにみえるからファッションはマジックだ。きっと好奇心で訪れたであろう女性たちもスカーフ一枚でなんだか楽しそうにみえた。礼拝場の中ではくつろいだ姿で話をしている男たちが一組居た。写真を撮ってはいけないことになっているが、iphoneしている若い男が居た。
撮りたい欲望を抑えるの宗教心だと自分に言い聞かせ堪えた分外観をしっかりiphonegrapherした。
アラブの様式をオスマン様式というのだろか、
その昔、Blue Filmというコメディーシリーズを制作した時に、パリのモスクから影響受けたオスマン様式を?そのCDジャケットに多様したことを思い出した。
個人的なものだと思うがその渋いエキゾチックになぜか私は昔から惹かれるのだ。

東京・トルコ・ディヤーナト・ジャーミイ
http://www.tokyocamii.org/PublicViews/panoramic/lang:jp

こうして写真を加工していて思うのだが、男はどうもソビエタツものに惹かれるという気がするのは私だけだろうか。
スカイツリーの様式美と比較するなら私はどちらかというと
オスマン様式のそそりたつ姿に惹かれる。理由は分からない。
願うなら齢との関係はないものとして取り扱いたい。

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