新世代レクサス「LC 500」発表|LEXUS
CAR / NEWS
2016年1月15日

新世代レクサス「LC 500」発表|LEXUS

LEXUS LC 500|レクサス LC 500

新世代レクサス「LC 500」発表|Lexus

レクサスは、北米国際自動車ショー(デトロイトモーターショー)において、新しいクーペ「LC 500」を発表した。2012年のコンセプトモデルから市販化へ落とし込んだデザインや、新プラットフォームの採用など、これからのレクサスを象徴する一台だ。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

新世代のプラットフォームを採用

デトロイトモーターショーにおいてレクサスが発表したのは、まったく新しい2ドアクーペ「LC 500」。そのエクステリアは、2012年に登場したコンセプトモデル「LF-LC」の面影を色濃く反映したもの。

ボディサイズは、全長4,760×全幅1,920×全高1,345mm、ホイールベースは2,870mm。全長にくらべて、フロントで920mm、リアも970mmしかない、ショートオーバーハングのプロポーションをはじめ、細かいところでは3眼のヘッドライトといった部分も、LF-LCのデザインが引用されている。

シャシーには、今後のレクサスFRモデルの基礎となる、オールニューのプラットフォームを採用。ハンドリング性能を向上させるために、乗員のヒップポイントや足の位置を低めたり、ルーフなど車両の重心から遠い部分にカーボンやアルミ素材を使用することで慣性の発生を抑制している。

Lexus LC 500|レクサス LC 500

Lexus LC 500|レクサス LC 500

また、エンジンはフロントアクスルよりも後寄りに配置するフロントミドシップレイアウトとし、前後重量配分は、理想的といわれる均等にほぼ近い52:48を実現させている。

パワートレーンは、「RC F」や「GS F」譲りの、5リッターV8自然吸気エンジンを搭載。最高出力は349kW(465ps)、最大トルク530Nm(54.0kgm)を発揮する。トランスミッションは、レクサス初となる10段オートマチックだ。

電子デバイスを用いたセーフティ装備には、最新の予防安全パッケージ「Lexus Safty System +」を搭載。自動ブレーキ「プリクラッシュセーフティ」や車線逸脱防止機能「LKA」、オートマチックハイビーム「AHB」、そして全車速対応の追従機能付のレーダークルーズコントロールが統合された、多面的な安全運転支援機能だ。

LC 500は日本での発売も予定されているが、1年以上先の2017年春頃になる見込みだという。

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LEXUS LC 500|レクサス LC 500
ボディサイズ|全長 4,760 × 全幅 1,920 × 全高1,345 mm
ホイールベース|2,870 mm
トレッド前/後|1,630 / 1,638 mm
エンジン|4,968 cc V型8気筒DOHC
最高出力|349 kW(475 ps)/7,100rpm
最大トルク|530 Nm(54.0 kgm)/4,800-5,600 rpm
トランスミッション|10段オートマチック
駆動方式|FR
サスペンション 前/後|マルチリンク/マルチリンク
タイヤ 前/後|245/45R20 / 275/40R20(オプションで245/40R21 / 275/35R21)
0-90mph(0-96km/h)加速|4.5秒以下
乗車定員|4名

           
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