レクサスGSがフェイスリフト|Lexus
Lexus GS|レクサス GS
レクサスGSがフェイスリフト
アメリカ西海岸で開催中のペブルビーチ コンクール デレガンスにおいて、レクサスはミドルサイズサルーン「GS」のフェイスリフト版を発表。最新の大きなスピンドルを得たことと、ターボモデルの追加が大きな進化のポイントだ。
Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)
ターボモデル「GS200t」を追加
レクサスは、ペブルビーチ コンクール デレガンスで北米市場における「GS」の2016年モデルを発表した。
あたらしいGSはは、レクサスの象徴ともいえるスピンドルグリルを前面に押し出し、標準採用されたバイLEDヘッドランプと相まって、迫力のあるフロントを獲得。また、リアのコンビネーションランプやバンパーまわりも意匠を変更している。
パワートレーン面では、「NX」以降「RX」や「IS」にも登場したターボモデル「GS200t」を追加。2.0リッター直列4気筒ターボは、最高出力241psと最大トルク350Nmを発揮。8段オートマチックと組み合わせ、燃費は33mpg(およそ14.0km/ℓ)という数値だ。
あわせてV6エンジンを搭載した「GS 350」も出力とトルクを向上させ、最高出力311ps、最大トルクは380Nmを発揮。こちらもおなじく8段オートマチックが組み合わせられる。
ボディカラーには、あらたにマタドール レッド マイカ、ナイトフォール マイカ、ウルトラソニック ブルー マイカ 2.0の3色を追加。このマイカは2回ベークされた複雑な層をもつもので、かつてはコンセプトカーやワンオフモデルにしか採用されなかった特別な塗装だという。
トリムは、マット仕上げのウォールナット、F SPORT専用トリムのリニア3D、そして名栗加工アルミニウムを追加。また、インテリアやシートにも新色が設定された。
このほかに、ダッシュボード中央に配置されたアルミ削り出しのアナログ時計は、本土だけでも4つのタイムゾーンをもつアメリカらしく、GPSを内蔵して自動的に時刻を調整する機能がくわえられた。