Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダー 受注受付開始!
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2015年3月16日

Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダー 受注受付開始!

Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダー

最強のハイブリッドスポーツ、受注受付開始!

ポルシェ ジャパンは、革新的なプラグインハイブリッドシステムを搭載したスーパースポーツカー「ポルシェ 918 スパイダー」の予約受注受付を2011年5月13日より開始する。

Text by OPENERS

CO2排出70g/kmを記録するスーパーハイブリッドスポーツ

2010年のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルを公開して以来、世界中のマーケットで大きな反響を呼んだ918 スパイダー。その後、市販モデルの開発が進められ、2011年3月に販売されることが決定。そして今回、日本のポルシェ正規販売店でも予約受注受付がまもなく開始されることが発表された。

この918 スパイダーは、918台のみの受注生産となっており、2013年9月18日よりシュトゥットガルトのツェッフェンハウゼン工場で生産開始される。

この2シーターは、コンセプトモデル同様、カーボンファイバー強化プラスチック製のモノコックボディが採用されるが、市販モデルでは手動式のルーフシステムが与えられている。

Porsche 918 Spyder|ポルシェ 918 スパイダー 受注受付開始!|02

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パワートレインは、革新的なプラグインハイブリッドシステムを搭載。まずエンジンにかんして、北米のアメリカン・ル・マンシリーズ(ALMS)、欧州のル・マンシリーズ(LMS)、ル・マン24時間耐久レースでの数かずのタイトルや、各シリーズでのミシュラン・グリーンXチャレンジを獲得したことによって、その効率の高さを証明した最高出力368kW(500ps)以上の4リッターオーバー V型8気筒エンジンをミッドマウント。リアホイールへのパワー伝達は、7段ポルシェ・ドッペルクップルング(PDK)を介しておこなわれる。さらにフロント、リアそれぞれの前後アクスルに電気モーターを搭載することで、前後アクスルの駆動力を独立して制御できる可変4WDシステムを実現させた。この電気モーターは、合計で最高出力160kW(218ps)以上を発生。0-100km加速は3.2秒以下で駆け抜け、最高速度は320km/hをマークする。

バッテリーには水冷式のリチウムイオンバッテリーが採用され、通常の家庭用コンセントからも充電が可能。各国での電力網によって差異はあるものの、本国ドイツでは充電に要する時間は約3時間と、非常に短時間で充電を完了させることができるという。またゼロエミッション走行も可能で、25km以上をモーターのみで走らせることができ、その場合の最高速度は150km/hだ。

燃費は、欧州NEDC複合サイクルモードによる計測で3.0ℓ/100km(33.3km/ℓ)、CO2排出量70g/kmという驚異的な数値を記録している。

価格は68万4,800ユーロ(約8,250万円)で、納車は2013年11月から順次開始するとしている。

           
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