ジェシカ・チャステイン主演「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」が12月に全国公開

LOUNGE NEWS


ジェシカ・チャステイン主演の映画「ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命」が、12月にTOHOシネマズみゆき座他で全国公開される。

本作の原作は、作家ダイアン・アッカーマンのノンフィクション「ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語」(亜紀書房刊)。

第二次世界大戦中のポーランド・ワルシャワで、動物園の園長夫妻ヤンとアントニーナが、ユダヤ人を動物園に匿い、300名もの命を救った姿を描いた、知られざる感動の実話だ。

主演のジェシカ・チャステインは、アカデミー賞作品賞他多くの賞レースにノミネートされた「ゼロ・ダーク・サーティ」(キャサリン・ビグロー監督)で、CIAの女性分析官を演じた名女優。

夫役には、ヨハン・ヘルデンベルグ、そのほか、ダニエル・ブリュール、イド・ゴールドバーグ 、シーラ・ハース、ゴラン・コスティッチといった俳優陣が脇を固める。

自らの命の危険を冒してでも、ナチス・ドイツに対して勇敢に立ち向かっていった強い信念。

それは絶望の淵へ立たされたユダヤ人たちを勇気づける、大きな希望となった。

本当に大切なものを見つめる心、戦争でも奪えない命の輝きを描いた、映画史に刻まれる、珠玉の名作だ。

<ストーリー>
1939年、ポーランド・ワルシャワ。ヤンとアントニーナ夫妻は、ヨーロッパ最大の規模を誇るワルシャワ動物園を営んでいた。アントニーナの日課は、毎朝、園内を自転車で巡り動物たちに声をかけること。時には動物たちのお産を手伝うほど、献身的な愛を注いでいた。しかしその年の秋には、ドイツがポーランドに侵攻し、第二次世界大戦が勃発。動物園の存続も危うくなる中、夫のヤンから「この動物園を隠れ家にする」という驚くべき提案をされる。人間も動物も、すべての生けるものへの深い愛情を持つアントニーナはすぐさまその言葉を受け入れた。ヤンがゲットー(ユダヤ人の強制居住区域)に忍び込みユダヤ人たちを次々と救出し、動物園の檻に忍び込ませ、アントニーナは得意のピアノや温かい食事で、彼らの傷ついた心を癒していく。
時にそのピアノの音色は、「隠れて」「逃げて」などの合図になることもあった―。
この“救出活動”がドイツ兵に見つかったら自分たちだけでなく我が子の命すら狙われてしまう。夫のヤンが不在になることも多い中、アントニーナはひとり”隠れ家“を守り、決してひるむことなく果敢に立ち向かっていった。いくつもの危険を冒しながら、いかにして300もの命を救ったのか―。

原題:The Zookeeper’s Wife 原作:ユダヤ人を救った動物園 ヤンとアントニーナの物語(亜紀書房)
脚本:アンジェラ・ワークマン 監督:ニキ・カーロ『スタンドアップ』 出演:ジェシカ・チャステイン  ダニエル・ブリュール ヨハン・ヘルデンベルグ マイケル・マケルハットン 後援:ポーランド広報文化センター  後援:ポーランド広報文化センター 公益社団法人日本動物園水族館協会 
協力:赤十字国際委員会(ICRC) 配給:ファントム・フィルム  宣伝:ファントム・フィルム、メゾン 
http://zookeepers-wife.jp/ (C)2017 ZOOKEEPER’S WIFE LP. ALL RIGHTS RESERVED.

LOUNGE

View More Articleもっと記事を見る