プラチナ粉の蒔絵で水のきらめきを表現したオシアナス限定モデル|CASIO
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2021年5月10日

プラチナ粉の蒔絵で水のきらめきを表現したオシアナス限定モデル|CASIO

CASIO|カシオ

伝統工芸の美しさとモダンなスタイルを融合。「オシアナス マンタ」に水のきらめきを表現した世界1500本限定の蒔絵モデル

オシアナスのなかでも美しいフォルムを追求した「オシアナス マンタ」に、日本の伝統工芸である蒔絵(まきえ)をベゼルと文字盤に施し、水のきらめきを表現したモデル「OCW-S5000ME」が誕生。2021年6月11日(金)に、世界1500本限定で発売される。

Text by YANAKA Tomomi|Edit by TSUCHIDA Takashi

ベゼルと文字盤の裏面を処理する技法を開発し、蒔絵の美しさを表現

細い筆を使い、漆で絵を描き、その漆が固まる前に上から金や銀などの蒔絵粉をまきつけて模様を表す“蒔絵”。この日本の伝統工芸を用い、美しく表現したオシアナス初の蒔絵モデルが世界1500本限定でリリースされる。
蒔絵の制作と監修は、京蒔絵師で京都産業大学名誉教授の下出祐太郎氏が担当。オシアナスの持つエレガントさや都会的なスタイリングはそのままに、新たな世界観が切り拓かれた。
モチーフとなったのは、下出氏の代表作で水のきらめきを表現した「悠久のささやき」。文字盤とベゼルのサファイアガラスにプラチナの蒔絵を下出氏自らが手作業で施し、伝統工芸の美しさと海との親和性を掲げるオシアナスに落とし込んだ。
蒔絵のデザインには、蒔絵粉をグラデーションのようにまき、付着しない部分をあえてつくる「蒔きぼかし抜描波文」という文様にプラチナを施すことで“水のきらめき”を繊細に表現。
また表面から漆を塗り、蒔絵粉をまく通常の技法に対し、伝統工芸品ではない時計に蒔絵の美しさを取り込むため、ベゼルと文字盤の裏面を処理する技法も開発。
透明塗料で波紋模様を施した裏面上に蒔絵粉を定着させ、さらにその上から透明色から黒色の順番で塗料を重ね塗りすることで、蒔絵粉の輪郭やきらめきをより際立たせるデザインが可能となった。ベゼルリングの内側をミラー仕上げにすることでサファイアガラスが反射し、立体的に美しく見える効果ももたらされた。
標準電波受信に加え、Bluetoothを利用したスマートフォンリンク機能も搭載。専用アプリとの連携により、ワールドタイム時刻が約300都市から簡単かつ直感的に設定できる。

OCW-S5000ME

  • ムーブメント|クオーツ、タフソーラー(ソーラー充電システム)
  • ケース、ブレスレット素材|チタン
  • 防水|10気圧
  • 価格|27万5000円(税込)
  • 数量|世界1500本限定
  • 発売|2021年6月11日(金)発売
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