イッセイ ミヤケ|深澤直人デザインの「TWELVE」を秋冬のストラップで楽しむ
ISSEY MIYAKE|イッセイ ミヤケ
クリエイターコラボレーションのウォッチコレクション
深澤直人デザインの「TWELVE」を秋冬のストラップで楽しむ
プロダクトデザイナーやインダストリアルデザイナーとのコラボレーションに期待が寄せられている「ISSEY MIYAKE」のウォッチ。秋冬仕様のニューストラップが登場した。
Text by OPENERS
普遍的なデザインに深みのあるダークブラウンをくわえて
時代を先駆けるクリエイターを起用し、斬新なウォッチデザインで期待を寄せられている「ISSEY MIYAKE」コレクション。インダストリアルデザイナーのロス・ラブグローブの「Hu」やイブ・ベアールによる「Vue」、デザイナーの吉岡徳仁による「TO」、そしてプロダクトデザイナーの山中俊治による「INSETTO」や「OVO」など数々の名品を生んできた。プロダクトデザイナーの深澤直人もコレクションのデザインを手がけたメンバーのひとり。彼がデザインをほどこした「TWELVE」はいまでもファンたちのあいだで名品として好評を博している。
「できるだけ単純で強いウォッチをデザインしようと思った」と語る深澤がデザインした「TWELVE」は、12角形のケースとインデックスのないダイヤルが特徴の時計。
シンプルさが飽きのこない、普遍的なデザインだ。「ケース自体が時間を示す12角形になっていることだけで、あとは針の中心軸の径とおなじ太さの時分計をつけた。12角形と太い針ははっきりした顔立ちを見せている。ISSEY MIYAKEというブランドには単純で強くはっきりとした主張が似合っている」と発表当時、深澤はコメントを寄せている。
その「TWELVE」から今年、あらたにダークブラウンのストラップをあしらった3モデルが追加された。“時計”はストラップを変えることで、またあたらしい一面が引き出されるアイテム。今回くわえられた深みのある色味は普遍的なデザインに最適で、時計を秋冬の顔へと変えてくれている。またあらたにバリエーションを増やした「TWELVE」コレクション。そのさらなる展開が今後も楽しみである。
(新作ストラップはラージ、スモール、多針ラージの3モデルにて展開)
深澤直人|FUKAZAWA Naoto
プロダクトデザイナー。1956年山梨県生まれ。多摩美術大学卒業、SEIKO EPSON CORP.、米国IDEO帰国後IDEO JAPAN代表を経て2003年Naoto Fukasawa Design設立。ドイツIF金賞MUJI壁掛けCDプレーヤ-ほか40を超える欧米のデザイン賞を受賞。2003年度毎日デザイン賞を受賞、家電、雑貨デザインの新ブランド「±0」を立ち上げる。KDDI/auより携帯電話INFOBARを発表。2005年4月にイタリアミラノサローネにてB&B Italia, Driade, Magis, など計7社から新作を発表し話題となる。武蔵野美術大学教授、多摩美術大学客員教授、東京大学大学院学際理数情報学特別講師。著書には『デザインの生態学』(東京書籍)、『デザインの原形』(六耀社)。
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