CHOPARD|L.U.C 150 オール イン ワン
Chopard|ショパール
創業150周年を記念する「L.U.C」コレクションの“究極”モデル
2010年で創業150周年を迎えるスイス屈指のマニュファクチュール、ショパール。今年はそれを記念して、自社製機械式ウォッチ「L.U.C」の新コレクション、そしてハイジュエリー「アニマル プラネット コレクション」のジュエリーウォッチを発表した。
文=渋谷康人
L.U.C 150 all in one|L.U.C 150 オール イン ワン
文字盤表から見えるトゥールビヨン脱進機と24時間表示付きのパーペチュアルカレンダー、月と日付、閏年表示にくわえ、シースルーバックの裏側に均時差、日の出&日の入り時刻、軌道式ムーンフェイズ表示、パワーリザーブ表示など、豊富な機能を搭載する複雑腕時計。これだけの多機能を搭載しながら、新設計の複雑ムーブメント「L.U.C キャリバー 4TQE」は4つの香箱をエネルギー源とすることで7日間のパワーリザーブを実現している。1993年の開発決定からこれまで17年の歴史があるL.U.Cコレクション史上、もっとも複雑とされる記念碑的モデルだ。伝統的な手作業による最高の職人技で仕上げられた機械式ムーブメントを搭載することを示すジュネーブシールに加え、C.O.S.C.クロノメーターの検査もクリアしている。「究極のL.U.C」とも言うべき逸品として、時計コレクターの方にぜひともおすすめしたい。写真のホワイトゴールドケースのモデルのほか、ローズゴールドケースモデル、ホワイトゴールドケースにダイヤモンドをセットしたモデルもある。
手巻き、ホワイトゴールドケース、手縫い仕上げのブラックハーフグロス アリゲーター ストラップ、ケース径46mm、世界限定各15本(3種のケース素材バリエーションの合計は45本)、3600万4500円、2010年内発売予定。
BRAND HISTORY
1860年に懐中時計のムーブメント製作から始まったショパールの歴史。20世紀前半には宝飾ブランドとしても名を馳せ、1960年代には代表作の「ハッピーダイヤモンド」を考案する。文字盤内でダイヤモンドがくるくると自在にたわむれる様子は、現在に至っても、なお世界中の女性をとりこにし続けている。
また本懐にあたる機械式時計の分野においても、ショパールは確固たる実力を秘めている。88年からはヴィンテージ・カーの祭典、「ミッレ ミリア」レースをスポンサードし、同レースに関連したコラボモデルを発表。ほぼ毎年発表されるクロノグラフを中心とした機械式時計の完成度の高さにより、ショパールはスポーティブランドとしての一面をも併せ持つようになった。
1997年には4年半以上もの開発期間の末、悲願のマニュファクチュール・キャリバーを完成させる。同年、創業者のルイ-ユリス・ショパールのイニシャル持つムーブメントを搭載した「L.U.C 1860」を発表。これを皮切りにして、ショパールは次々とマニュファクチュール・キャリバーを開発する。
2003年には複雑時計「クアトロ トゥールビヨン」を発表し、05年には時計の新たな品質基準「カリテ フルリエ」に初の認定を受けた「L.U.C フルリエ」でも大きな話題を呼んでいる。
そして07年、ショパールは遂に開発が最も困難とも言われる自社製クロノグラフ・ムーブメントを搭載したモデル「L.U.C クロノワン」の開発にも成功。マニュファクチュールブランドとして急速な発展を遂げ続けている。
【創業年】1860年
【創業地】スイス、ソンヴィリエ
【主なシリーズ名】L.U.C、ミッレ ミリア、ハッピーダイヤモンド
【問い合わせ先】ショパール ジャパン プレス 03-5414-2520
公式サイト:http://www.chopard.com/