鮮やかなブルーをテーマカラーとした「デファイ エル・プリメロ21 ブルー」が登場|ZENITH
ZENITH|ゼニス
コバルトブルーで複雑顔に奥行きをもたらした
「デファイ エル・プリメロ21」
2017年にデビューしたばかりの「デファイ エル・プリメロ21」だが、すでに高評価を得て、ゼニスの新たなアイコンへと成長。そして2018年、ビビッドなブルーカラーを採用した印象的なモデルをラインナップし、コレクションの拡充を図った。
Text by KOIZUMI Yoko
ダブルテンプの超絶モデルが、色遣いにより、また一歩進化
1969年に発表されたクロノグラフ・ムーブメントの傑作「エル・プリメロ」。その後継機として2017年に登場したのが、1/100秒の計測を可能にした「エル・プリメロ21」だ。モデル名の“21”は21世紀を表したものだ。
ファーストコレクションは、その登場とともに、世界中のファンの間で話題騒然となったことは記憶に新しい。なんといっても注目はこのシリーズに搭載されるキャリバー(Cal.9004)である。振動数は36万振動/時と、オリジナルのエル・プリメロの10倍。センターのクロノグラフ針は1秒間でダイアルを一周。文字盤の外周スケールとともにエル・プリメロ21の特徴となっている。
キャリバーのもうひとつの特徴が、二重構造になっていることだ。クロノグラフの動作が計時に干渉するリスクを回避するため、時計表示用とクロノグラフ用の独立した機構を備えている。
こうした構造を包み隠さず見せるため、ダイアルはスケルトン化。10時位置のクロノグラフ専用100振動テンプ、8時位置の時計表示用10振動テンプの動作を文字盤側から見せる。
12時位置にはクロノグラフ専用パワーリザーブインジケーター、9時位置にスモールセコンド、3時位置に30分計、6時位置に60秒積算計を装備。「デファイ エル・プリメロ21 ブルー」は、この新作ムーブメントのメインプレートをブルーに仕上げて、特徴的なディテールをクッキリと浮かび上がらせた。
ストラップはメインプレートに合わせたブルーのアリゲーター×ラバーと、ラバーの2種類を用意。さらにはチタン製ブレスレットを揃え、精悍さ、タフさを演出する。