「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」をおふたりで|PATEK PHILIPPE
PATEK PHILIPPE|パテック フィリップ
完璧なペアウォッチ。しかも
パイロット・ウォッチのデザインで
2015年に誕生した18KWGの「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」に18KRGとブラウン・ソレイユ・ブラック・グラデーション文字盤を組み合わせた新バージョンが登場。それに合わせて、ケース径を既存サイズから4.5mm縮小した婦人用「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」が誕生し、このモデルをペアで身に着けられるようになった。
Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)
搭載機能もすべて同じ
ペアモデルって意外と、保守的なデザインが多いんです。そんななかで、ひと際目を引く「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」。おひとりでも十分目を引くのに、おふたり揃うと、無敵のインパクトです。
このトラベルタイムの操作は非常に簡潔。10時位置のプッシュピースを押すと、時針が1時間後退。8時位置のプッシュピースを押すと、時針が1時間前進。たとえば海外に行ったときに時差分だけ、ポンポンと押せばいい。しかも間違ったら、その分を戻せばいいんです。分かりやすい。そしてこの時、ホームタイムを示すスケルトン針は動きません。
このプッシュピースには誤操作防止のため、通常はロックがかかってます。ロックを解除するには、プッシュピースを反時計回りに1/4回転。逆にロックするには時計回りに1/4回転。必要にして十分な構造です。
3時位置と9時位置の丸い小窓は、昼夜表示。これによってホームタイムとローカルタイムの昼夜(AM/PM)を示します。ちなみに、異なったタイムゾーンを示す必要がないときは、針を重ねておけばスッキリ。
これらトラベルタイム機能は婦人用もまったく同様です。じつは、婦人用に搭載されているムーブメントも男性用とまったく同じなのです。ムーブメントの直径が31mm。これをギリギリでカバーして、ケース径37.5mmを実現しています。
非常にリッチな「カラトラバ・パイロット・トラベルタイム」を、ペアモデルとしてアヴァンギャルドに。こんなリッチでチャーミングな提案を他のどのブランドがするでしょうか?