ROLEX|誕生40周年、「エクスプローラーⅡ」が最新仕様に進化
ROLEX|ロレックス
誕生40周年を迎えたアドベンチャー用ウォッチの定番
「エクスプローラII」が最新仕様に進化
地道な改良・進化をモットーとし、毎年、1、2モデルずつ着実に新型に更新していくロレックス。今年は冒険、探検用フィールドウォッチの絶対定番「エクスプローラーII(ツー)が、ついに新型に。また「ヨットマスターII」のステンレススティールモデルや、女性用デイトジャストの新タイプも登場した。
取材・文=渋谷康人
ケース径が42mmに。24時間針のデザインも原点回帰!
「世界でもっとも知名度があり、人気の高い腕時計」といえばロレックス。ケースの中も外も考えぬかれた機能的なデザインで「売らんかな」の、見かけだけのモデルチェンジはしない。改良の不断の積み重ねで精度と信頼性と機能性を追求する。こうした堅実な製品づくりの姿勢は、時計愛好家や時計技術者のあいだでは高く評価されており、毎日着けたい「実用腕時計の王者」として絶大な支持を得ている。
そんなロレックスの今年最大のトピックは、1971年の誕生以来、世界中のアクティブな男性に愛用されてきたGMT機能つきのフィールドウォッチ「オイスター パーペチュアル エクスプローラーII」のフルモデルチェンジ。
ケースサイズは従来の直径40mmから42mmへと、ひとまわり大きくなった。そして“エンジン”であるムーブメントも、ロレックスが特許を保有するテンプの対衝撃保護機構「パラフレックス ショック・アブソーバ」と、耐磁性に優れた「パラクロム・ヘアスプリング(ひげゼンマイ)」を採用した最新型「キャリバー3187」に進化した。デザイン上の変更では、24時間針がファーストモデルとおなじタイプに“原点回帰”した点も見逃せない。
ヨットマスターII、レディ デイトジャストにも新モデルが登場
ヨットレース用のカウントダウンタイマー機構を搭載した「オイスター パーペチュアル ヨットマスターII」にも、初のエバーローズ ロレゾールモデル、つまりロレックス独自の904Lステンレススティール+エバーローズゴールドのコンビネーションモデルが登場した。また実用的でしかもゴージャスな腕時計を望む女性にぜひ一見を薦めたいのが、「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」にあらたに追加された、エバーローズゴールドケース、チョコレートブラウン文字盤、ブラックセラクロムベゼルのモデルと、「オイスター パーペチュアル レディ デイトジャスト」の初のフルダイヤ文字盤モデル。どちらもロレックス独自のゴールド素材、エバーローズゴールドならではの澄んだ美しい輝きがすばらしい。
オイスター パーペチュアル エクスプローラーII
視認性抜群の基本スタイル+新世代ムーブメントが魅力
毎日着ける腕時計としてムリのない直径42mmケース。安心確実な着脱操作が可能なセーフティーキャッチつきのオイスターロッククラスプと、長さを簡単に微調整できるイージーリンク採用で使いやすさが向上したブレスレット。新技術の採用で信頼性と耐久性が向上した新型自動巻きムーブメント、ひとまわり太くなって視認性が向上した時分針など、機能を追求して根本から生まれ変わったアドベンチャーウォッチ“永遠の定番”。文字盤の夜光表示も、クロマライトと呼ばれるブルー発光のものに変わり、24時間針が1971年のオリジナルモデルとおなじ、矢印をかたどったオレンジ色となったのも話題だ。文字盤はサテン仕上げのブラックか、ホワイトラッカーの2タイプ。針にもクロマライトがセットされているので、ブラック文字盤の場合は、針が浮き上がる“ファントム効果”も特徴。
自動巻き、直径42mmのステンレススティール(ロレックス独自の904L素材)ケース&ブレスレット、24時間針、公認クロノメーター、69万3000円(予価)。今秋発売予定。
日本ロレックス 広報課
03-3216-5671