WebマガジンやYouTubeも大人気! 国内の中古時計販売店トップのInstagramフォロワー数を誇る「FIRE KIDS」とは?|FEATURES

FIRE KIDS横浜本店にて。野村一成店長。

WATCH & JEWELRY / FEATURES
2023年11月15日

WebマガジンやYouTubeも大人気! 国内の中古時計販売店トップのInstagramフォロワー数を誇る「FIRE KIDS」とは?|FEATURES

Sponsored

FEATURES|FIRE KIDS

1年以内の買い戻し額80%。「FIRE KIDS」の透明査定がもたらすアンティークウオッチとの新たな付き合い方

現行品のスイス製高級時計がますます値を上げていくなか、改めてアンティークウオッチに注目が集まっている。円安の影響を今のところ受けておらず、奇跡的にも比較的手の出しやすい価格に収まっているのが、現在のアンティークウオッチ界の状況だ。そんななか、評判を集めているのがアンティークウオッチ専門店「FIRE KIDS」。この記事では、野村一成(のむら・かずなり)店長の話とともに、なぜFIRE KIDSが広く評価されているのかを読み解いていく。

Photographs by OHTAKI Kaku Text by TSUCHIDA Takashi

戦後闇市から生まれた不思議な空間。店内はまるでテーマパークのよう

「FIRE KIDS」(ファイアーキッズ)は1995年に横浜・白楽にて創業。横浜エリアにおけるアンティークウオッチの在庫ナンバーワンを誇る老舗店だ。店頭在庫数、およそ300本。FIRE KIDSは東京・中野ブロードウェイにも2号店があり、両店舗を合わせると、総在庫600本となる。これはレアモデルを探している人にとっても、なかなか頼もしい数字だ。
横浜本店の店内に一歩足を踏み入れると、まるで昭和にタイムスリップしたかのように、古き良き時代の雰囲気が漂ってくる。「当店は、時計販売を通じて、お客様にいい時計体験をしていただくことを重視しています」と、野村店長が話す通り、ここはすこぶる居心地がいい。
それは店舗スタッフ全員が時計好きであることから生まれる温かな空気感だ。スタッフは主要ブランドの現行品のみならず、過去のモデルを知り尽くしている。ゆえに、顧客のさまざまな趣味趣向に寄り添って会話を交わすことができるのだ。
しかも横浜本店に面した通りが、戦後の闇市時代から続く商店街ということもあり、まるでヨーロッパの骨董街を散策しているかのような非日常感に包まれ、テーマパークのように幾度となく訪れたくなる。この独特の雰囲気を味わいたくて、常連となるお客さんも多いと聞く。
FIRE KIDS 横浜本店の外観。まるでタイムスリップしたかのような独特の雰囲気。
FIRE KIDSが他のアンティーク専門店と一線を画しているのは、査定における透明性だ。なんと、1年以内に同店で購入したアイテムを同店がもう一度買い取る場合は、原則、購入額の80%を提示している。例えば、FIRE KIDSから100万円で購入したアンティークウオッチを1年以内に同店に持ち込む場合、個体が販売した時の状態と概ね変わらなければ80万円で買い取るということだ。他店で購入したものについては、同店販売額の70%からメンテナンスコストを差し引いた金額で買い取りしている。
あくまでも顧客ファースト、透明性の高い査定額設定である。
「実際に、サブスク的な感覚で時計を試していただけると思います。1年試して気に入ったらそのままご自分のものにしていただいて、あるいは他のアイテムも試してみたいとなったら、FIRE KIDSに持ち込んでいただき、戻った資金で他のモデルを購入していただけます」(野村店長)
このブランドは果たして自分に似合うのか……、自分にとって、ちょっと背伸びしすぎかも……、そんな不安は購入時に誰しもが抱くもの。ところが、いざとなっても80%で買い取ってもらえるならば心強い。このクラスの高い査定基準を明確に掲げている店はおそらく他になく、実際に、FIRE KIDSではこの買い戻しサービスを利用している客が多いそうだ。そうやって、1年毎に時計のランクを上げ、ステップアップを楽しんでいるという。
店内には男性向けのみならず、女性向けモデルも取り揃えている。また野村店長曰く、「アンティークビギナーにオススメは、グランドセイコー。国産ものはスイス勢に比べてまだ価格が抑えめで、今でも10万円代でグランドセイコーが楽しめるんです」。

店頭ストックを即日配信。毎日必ず新着情報をSNSにアップ!

FIRE KIDSの店頭在庫は2店舗でおよそ600本と先述したが、それらはおよそ3か月で入れ替わる。その在庫数の維持を下支えしているのが、旺盛な買取活動だ。同店は30年近く続く老舗ゆえに、もともと常連客の持ち込みも多いが、加えて、先に説明した明朗査定ゆえに最近の顧客もリピートして持ち込んでくれるケースが多い。
時計ブランドは敢えて限定せず、国産も、スイス製も、等しく扱つかうのがFIRE KIDS流。ただし野村店長曰く、「アンティーク、ヴィンテージというからには、製造から20年を経過したものと考えていますので、実際は2003年製以前のものを扱っています」。現在は為替の影響もあり、仕入れは国内に絞っているが、日本人のもとにあった時計は丁寧に扱われているので、かえってコンディション良好のものが多く集まっている。
そしてFIRE KIDSでは、入荷在庫をプロカメラマンが撮影し、ホームページやInstagramにアップすることを徹底している。
「時計好き仲間を増やしたいという想いから、そこはしっかり取り組んでいるんです。おかげさまで、インスタのフォロワー数は4万3000人を超えました。ほかにもYouTubeやWebマガジンなど多彩に情報発信を行っています」(野村店長)
特に、FIRE KIDSのInstagramは毎日更新で、必ず新着モデルが掲載されている。発信情報が常にワークしていることは、顧客の安心感にもつながっているようだ。
「毎日更新しているので、FIRE KIDSのページを覗きにきてくれることを、多くの皆さんがルーティンにしていただいているようです。今日はこんなモデルが出た! というように楽しんでいただきつつ、気になったモデルについては実物をチェックしに、来店されるケースが多いと感じています」(野村店長)
 
ちなみに、野村店長がアンティークウオッチと出会ったのはご本人が高校生のとき。ブランド時計を身の丈の価格で手に入れたいという衝動から、アンティークウオッチの世界に足を踏み入れたそうだ。そして、はじめて所有したのが、オメガ「シーマスター」。
「その時のことを思い出すと……そうですね、自分がグレードアップしたような気持ちになったことを覚えています。当時まだ16歳でしたけど、少し、大人に近づいたような。お客様にも、同じような体験をしていただきたいという思いがありますね」(野村店長)
そして、野村店長は、アンティークウオッチの魅力をこうも語る。
「僕自身、最初のオメガからスタートして、もう1本、もう1本と、アンティークウオッチの魅力にはまっていった経験があります。しかも幾つかを手放して、そのお金で次の1本を購入したり。新品ですと、買った瞬間に値段が半分になってしまうこともありますが、アンティークなら値段がガクッと下がることはありません。それに、個体それぞれが経年変化で異なる表情がありますから、まさに一期一会。自分の生まれ年の時計を手に入れることもでき、この上ないロマンがあると思っています」(野村店長)
野村店長が取材当日に身に着けていた私物の時計は、1930年代のインターナショナルウオッチカンパニー。かなり小振りの31mmだが、腕に対する収まりがとても良く、かえって知的な雰囲気を醸している。「懐中時計から腕時計へと変わっていく時代で、小型高性能を謳ったモデルです。シャツの袖口に収まるこのサイズ感が、非常に着けやすく、僕自身、改めてカッコいいと思っています」と、野村店長。
まずは、FIRE KIDSのWebマガジンやIstagramをチェックしてみることをオススメする。そこには、アンティークウオッチに半生を捧げてきた野村店長の目利きモデルが一覧できるからだ。そして機会をつくって、FIRE KIDS店舗を訪れていただきたい。野村店長が集めたモデルに囲まれながら、アンティークウオッチ談義をぜひ彼とリアルに交わしていただきたいのだ。
FIRE KIDS 横浜本店
住所|神奈川県横浜市神奈川区六角橋1-10-12
電話番号|045-432-0738
営業時間| 11:00-19:00
定休日|水曜日
FIRE KIDS 中野ブロードウェイ店
住所|東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ1F
電話番号| 03-5942-7120
営業時間|11:00-19:00
定休日|水曜日
問い合わせ先

FIRE KIDS(ファイアーキッズ)
https://firekids.jp

                      
Photo Gallery