YouTuber RYが語るグランドセイコー。〜歴史モデルから最新作まで〜|Grand Seiko
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2023年6月5日

YouTuber RYが語るグランドセイコー。〜歴史モデルから最新作まで〜|Grand Seiko

Presented by GRAND SEIKO

Grand Seiko|グランドセイコー

グランドセイコーのマイルストーンとなる最新2モデルを、YouTuber RYが深掘り!

スマートフォンでいつでも正確な時間を知ることができる時代、腕時計はもはや不要とまで囁かれて久しい。実際、とある調査によると日本人の半分以上が外出時に腕時計をしないそうだ。それでもなお私は、腕時計は人生において欠かすことのできないアイテムだと思っている。極論、腕時計はいつどんな時でも身につけることができ、手に入れた時のことを思い出したり、見惚れてみたり、まさに一緒に時を刻んでいく人生の相棒と言える存在だ。

Text by RY(インフルエンサー)

身につけるたびに背筋が伸びるような感覚になる

これまで数多くの腕時計に触れ、コツコツと腕時計収集を楽しんでいる筆者だが、実は一番気に入っている腕時計がグランドセイコーである。今回は6月9日(金)から開催される「セイコーブティック グランフロント大阪 4周年フェア」に合わせて、グランドセイコーの歴史から最新作まで、筆者の所感を交えて紹介する。
グランドセイコーが誕生したのは1960年。当時、高級腕時計といえばスイスをはじめとする外国製という市場感の中で、“世界に挑戦する国産最高級の腕時計をつくる”という志のもとに誕生した。
筆者のグランドセイコーは1968年製の通称”44GS”と呼ばれるモデルである。44GSは“燦然と輝く腕時計”というコンセプトのもと研究された「セイコースタイル」を宿す最初のモデルとしても知られている。
50年以上経って今なお鏡のように煌めく外装やインデックス、日本刀のように鋭く凛とした針、世界最高峰の精度を誇った手巻き式のムーブメントなど、まさに国の威信を懸けて世界を獲らんとする高い志をひしひしと感じ、身につけるたびに背筋が伸びるような感覚になる腕時計だ。
グランドセイコーは誕生当初から突出した時計作りをしているが、近年になってますます世界的評価を高めている。その代表例が2021年に誕生したSLGH005だろう。
このモデルは、グランドセイコーの機械式時計の製造拠点「グランドセイコースタジオ 雫石」の近くに群生する白樺林を表現する文字盤を備えることから“白樺モデル”とも呼ばれる。白樺の自然の中で生き抜く力強さや荘厳さを感じさせる文字盤は圧巻の一言。
キャリバー9SA5
搭載されるムーブメントはキャリバー9SA5。1960年の誕生以降、グランドセイコーは「世界最高峰の実用時計」を実現するため頑強かつ高精度のムーブメントを目指して進化を続けてきたが、このキャリバー9SA5はグランドセイコーにとって大きなマイルストーンとなる傑作ムーブメントだ。
毎時36,000振動のハイビートから生み出される日差+5秒〜-3秒という高精度に加えて、約80時間のロングパワーリザーブを実現する驚異のスペックはもちろん、これまでのムーブメントに比べて薄く、審美性が格段に向上している。
SLGH005のケースサイド
外装は「エボリューション9」と呼ばれるグランドセイコーの新しいデザイン文法に則ってデザインされたもの。従来モデルより低くワイドな設計にすることで重心を低く抑え、着用時の安定感を大幅に向上。ケースも手首に沿うように湾曲しているので、腕に心地よくフィットしてくれる。
このモデルが登場した当初、スーパーなエンジンを搭載したレーシングカーの腕時計版だと筆者は思ったが、実際にこのモデルは時計界のアカデミー賞と呼ばれるGPHG(ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ)でメンズウォッチ賞を受賞する快挙を成し遂げた。
商品情報
Evolution 9 collection
SLGH005
115万5000円(税込)
SLGH005はオンでもオフでも合わせやすく、初めての高級腕時計にもおすすめしたい万能時計と言っても過言ではない。
そんな白樺モデルの誕生から2年後の2023年、グランドセイコーからまたしても意欲作が登場する。それがSLGC001“テンタグラフ”だ。
テンタグラフはグランドセイコー初の機械式クロノグラフ。名前の由来は「テンビート」「スリーデイズ」「オートマティック」「クロノグラフ」からで、10振動の機械式クロノグラフとしては世界最長のパワーリザーブを誇る。
ムーブメントのキャリバー9SC5は、先述の9SA5をベースにしており、薄くパワーリザーブが長いというメリットが共通している。
「動きながらの使用」に着目したと言う本モデルは幅広な針やインデックス、あえて文字を減らしたインダイヤル、文字盤と同色の日付表示窓など瞬時の判読性に優れる。
さらに、堅牢で軽量なブライトチタン製、押し心地にまでこだわったプッシュボタンなど、まさに実用を見据えたクロノグラフに仕上がっている。
グランドセイコーにはスプリングドライブのクロノグラフがラインアップされているが、そちらは左右非対称の文字盤デザインなのに対して、こちらは左右対称となっている。もちろん好みはあると思うが、より万人受けしやすいデザインになったのではないだろうか。
通常、新しい時計を作るのであればオーソドックスな白文字盤や黒文字盤を作る方が無難なはずだが、今回はグランドセイコーのカラーでもある濃紺ダイヤル。グランドセイコーを背負っていくモデルであることを示唆しているようである。
商品情報
Evolution 9 collection
SLGC001
181万5000円(税込)
2023年6月9日(金)発売予定
OPENERSの読者の皆様なら車好きや旅行好きもきっと多いはず。国産最高の、いや、世界最高クラスのクロノグラフを身につけてドライブや旅に出てみてはどうだろうか。きっと特別な体験になることだろう。
今回紹介した2本のグランドセイコーSLGH005とSLGC001は、セイコーブティック グランフロント大阪で実機を見ることができる。
腕時計は寿命がとても長く、買って終わりのものではない。定期的なメンテナンスや、何かあった時に相談しやすいようなお店で購入するのが腕時計を長く使うコツ。その点、セイコーブティック グランフロント大阪はアクセスもしやすく、豊富な知識を持つ専門スタッフもいるため、安心して買い物を楽しめるだろう。
ブランドの世界観を体現した洗練された空間で、腕時計という人生の相棒に出会うという体験は、きっと人生のなかでも忘れられない出来事になるはずだ。
さらに、6月23日で4周年を迎えるこちらのセイコーブティック グランフロント大阪では6月9日(金)から8月31日(木)まで「セイコーブティック グランフロント大阪 4周年フェア」を開催。期間中、こちらでグランドセイコーを購入するとオリジナルノベルティが貰えるのでぜひ足を運んでみて欲しい。
問い合わせ先

セイコーブティック グランフロント大阪
https://www.seikowatches.com/jp-ja/stores/ID-84380