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浄土真宗本願寺派が取り組む、若者に向けた新しい学びの場のスペシャル版「スクール・ナーランダ特別編」の開催が決定した。
親鸞聖人から数えて25代目となる専如門主に法灯が受け継がれた記念事業の一環として本願寺(西本願寺)を舞台に開かれる。
本イベントでは、仏教をはじめ、科学や芸術、哲学など多様な分野の最前線で活躍する講師を迎え、現代を生き抜く知恵を学ぶ。
今回は、国宝・阿弥陀堂での荘厳なお勤めや音楽コンサートや科学者×アーティスト×僧侶によるスペシャルトーク、白洲では全国の若手僧侶が集結するエキスポと京料理が楽しめるスペシャルなイベントだ。
9日の阿弥陀堂プログラムは定員600名で事前予約制。9、10日に白洲で開催される「ごえんさんエキスポ」は、仏教ブースと飲食ブースがあり、予約なしで誰でも参加が可能。
1年を締めくくるに相応しい一大イベント。今年の冬は京都 本願寺へ!
■ 申し込みフォーム URL
https://nalanda-special.jp/apply/
■ スクール・ナーランダ特別編
https://nalanda-special.jp/
「スクール・ナーランダ」多様な分野の最前線から生きる知恵を学び、 社会の中で実践する学校
【開催概要】
スクール・ナーランダ特別編
[開催日時] 2017年12月9日(土) 10:00〜17:00
[会場] 西本願寺 阿弥陀堂および白洲 (京都市下京区堀川通花屋町下ル)
[阿弥陀堂 出演者]
高木正勝(音楽家・映像作家)
車 兪澈 (生物学者)
藤丸智雄(浄土真宗本願寺派僧侶)
[定員] 阿弥陀堂は600名(事前申込み制・先着順)、白洲は定員なし
[参加費] 無料
[申し込みフォーム URL] https://nalanda-special.jp/apply/
[対象年齢] 10~40代(阿弥陀堂でのイベントのみ)
※ごえんさんエキスポは、どなたでも参加可能。


【プログラム 1】スクール・ナーランダ(阿弥陀堂)
[開催日] 12月9日(土)
[タイムテーブル]
13:00 開場
13:45 〜 14:10 お勤め(奉讃伝灯作法より)
讃嘆衆(さんだんしゅう)・奏楽員(そうがくいん)と呼ばれる御堂衆(みどうしゅう)による声明(仏教声楽)と雅楽演奏によるお勤めが行われる。雅楽による音楽と僧侶の読経、さらに浄土の姿を映すとされる本堂内陣の飾りや僧侶たちが身にまとう伝統的な袈裟など、華麗で荘厳な伝統儀礼は見所満載。※左上画像: お勤めイメージ
14:25 〜 15:10 音楽コンサート: 高木正勝(たかぎ・まさかつ、ピアノ、映像)
細田守監督の人気アニメーション映画「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」の音楽を手掛けたことでも知られる音楽家であり、映像作家でもある高木正勝によるコンサート。本堂の静謐で厳かな雰囲気の中に響く高木氏のピアノの音色が楽しめる。※右上画像: 高木正勝
15:20 〜 16:00 講義: 車 兪澈(くるま・ゆうてつ、生物学者、東京工業大学地球生命研究所)
人工細胞を創る研究を通して、40数億年前の地球上で生命がどのように誕生したのかを探る研究を行っている車氏。自己と非自己を隔てる「細胞膜」に注目する自身の研究や科学における「生命の定義」についてなどの講義。
16:05 〜 16:10 第25代専如ご門主よりお言葉
2014年に法統を継承され、世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダーズ」にも選ばれている専如ご門主によるご挨拶。
16:10 〜 16:50 鼎談: 高木正勝+車 兪澈+藤丸智雄(ふじまる・ちゆう、浄土真宗本願寺派僧侶)
テーマ「自己と他者・世界との境界」
アーティスト、科学者と僧侶による鼎談。仏教では、脱・自己中心主義な考え方・生き方を目指すが、そもそも自己と他者の境界はどこにあるのか、各分野からの意見を聞きながら、これからを生きる上での「よりどころ」を見つけるヒントを提供する。
モデレーター: 林口砂里(アート・プロデューサー、エピファニーワークス)
【プログラム 2】ごえんさんエキスポ(白洲)
[開催日時] 12月9日(土) 10:00〜17:00
12月10日(日) 10:00〜16:00
仏教ブース約30 + 飲食ブース約10が出店予定!
《仏教ブース》
「ごえんさん」とは、「ご院家(いんげ)さん」が変化した、僧侶の呼び名の一つ。全国で新しい取り組みに挑戦している浄土真宗本願寺派をはじめ超宗派のお寺・僧侶・団体が、「ごえんさんエキスポ」と題し、ここ本願寺に集結!
お寺での音楽コンサートやマルシェの開催、ライブハウスでの法話や僧侶と気軽に話せる坊主バーやカフェといったお寺を飛び出したユニークな活動など、昨今の若手僧侶はとてもアクティブ。
ブースでの彼らの活動紹介に加え、実際に体験のできるワークショップや僧侶との交流などを通して、同時代のリアルな仏教に触れてみては。
《飲食ブース》
僧侶が、本願寺ゆかりの和菓子「松風」や京都の人気カフェのスイーツでおもてなし。
また、仏教思想にも通じる、旬菜・旬消、地産・地消を基本とし、五感で味わう京都の食文化を伝えるべく、京都の老舗料亭「木乃婦」の三代目・高橋拓児氏が、京料理を中心に各国料理の出店者をセレクト。高橋氏が各店と共にプロデュースする、「ごえんさんエキスポ」オリジナルのこだわりのお弁当を限定数にて用意。心と体によく、かつ美味しいお弁当はいかが。
