貝印、「研ぎ」を伝えるリアルイベントが新宿髙島屋にて開催

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 グローバル刃物メーカーの貝印株式会社は2024年5月11日(土)、12日(日)の2日間、研ぎ啓発プロジェクト”研ぎ活”の一端として制作したオリジナル車両「TOGI CAR™」を中心とした、「研ぎ」を伝えるリアルイベントを新宿髙島屋にて開催された。

 ”研ぎ活”とは包丁研ぎを行うことで切れ味を蘇らせ、良いものを長く使うというサステナブルアクションの啓発活動の一環であり、今回のイベントを第一弾として、今後他の地域でも開催を予定している。

イベント当日の様子

 今回のイベントでは、来場者が楽しみながら「研ぎ」について学べるコンテンツがたくさん用意されており、自分に合う包丁や砥石が分からないなどの疑問に対して包丁マイスターに相談する場も設けられた。

 また、刃を落とし、刃体部分はアクリル内部に入れてハンドルを露出させた什器を展示し、包丁の柄を握ることや
包丁マイスターによる研ぎ講座、日頃の包丁の疑問をクイズとして出題される包丁クイズの他に貝印創業115周年を記念して2023年11月8日のいい刃の日に展示された企業年表の展示から”研ぎ”啓発のために誕生した「TOGI CAR™」の展示など、来場者の関心を引く様々なコンテンツが披露された。

「TOGI CAR™」について

包丁を車体に差し込んだように見えるインパクトのある外観と切れ味をアピールしたデザイン。包丁を際立出せるため車自体のグラフィックはシンプルに仕上げている。

本プロジェクトは、全社員が参加でき、既存のモノづくりの考え方、技術、フローにとらわれない、アイデア起因のモノづくりを目指す貝印開発コンペで採択され始動。2021年2月に貝印が実施した「砥石実態把握調査」では、約半数の方が包丁研ぎを行っておらず、研いでる方の大半が簡易シャープナーを使用しているという結果となった。手軽さから簡易シャープナーを使用するケースが多くなっているが、砥石を使用して正しく研ぐことで切れ味がより長続きする。

貝印株式会社

1908年、刃物の町として有名な岐阜県関市に創業。現在、生活に密着した刃物を中心とするカミソリ、メンズグルーミング、ツメキリなどの身だしなみやビューティーケア、包丁をはじめとする調理・製菓、医療用など1万アイテムにもおよぶ商品を展開し、商品の企画開発から生産、販売、物流までの一連を行っているグローバル刃物メーカー。

問い合わせ先

貝印株式会社 お客様相談室

0120-016-410

https://www.kai-group.com

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