三浦按針ゆかりの地、伊東で大航海時代のロマンに触れる「手業のひととき」|TRAVEL
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2022年5月11日

三浦按針ゆかりの地、伊東で大航海時代のロマンに触れる「手業のひととき」|TRAVEL

TRAVEL|界 アンジン

ヨットに乗船し、江戸時代の造船技術に思いを馳せる

星野リゾートが展開する、船旅気分を楽しめるオーシャンビューの温泉宿「界 アンジン」(静岡県伊東市)が、ご当地の文化体験「手業のひととき」として、「江戸時代の造船技術に思いを馳せるヨット乗船体験」を2022年5月26日までの木曜日限定で開催。歴史や帆船について学びながら伊豆の美しい景観も楽しむことができるひとときだ。

Text by YANAKA Tomomi

実際にヨットに乗船し、海図の見方やロープワークも体験

地域の文化を継承する職人や作家、生産者の人たちに会い、宿泊者がその希少な技を間近で見たり、舞台裏を知ることができる「手業のひととき」。「界」では、2021年から「その地域、その季節ならではのおもてなし」の一環として、この「手業のひととき」を提供してきた。
江戸時代に活躍した英国人航海士であり、徳川家康にも仕えた三浦按針(ウィリアム・アダムス)の名を冠した「界 アンジン」では、「江戸時代の造船技術に思いを馳せるヨット乗船体験」を開催。
プランは、宿泊初日に伊東の地で江戸時代に西洋式帆船が作られた歴史を知ることができるショートムービーを視聴。翌日には、「界 アンジン」から徒歩5分の伊東港から、世界の海を知る一等航海士であり、伊東エリアや三浦按針の歴史にも精通する森純男氏とともにヨットに乗船する。
往路では、海図の見方やコースの説明を受け、手作業で帆を張り、風を受けて進む感覚を体験。沖に出ると海の色合いが変化していく様子や、海・街・山々が織りなす伊豆の美しい景観も目にすることができる。
復路では、ロープワークを教わりながら、森氏が旅してきた世界の航路にまつわるエピソードや、江戸時代に外洋に出られるほどの大型帆船が作られていた松川河口付近を海側から見学するなど、三浦按針の造船技術に思いを馳せることができる。
館内の随所に海や船旅をテーマにしたデザインがちりばめられた「界 アンジン」。温泉や食事とともに、伊東の地ならではの歴史に触れ、大航海時代のロマンに浸ってみたい。

江戸時代の造船技術に思いを馳せるヨット乗船体験

  • 期間|2022年3月3日〜5月26日の毎週木曜日
  • 時間|宿泊翌日11:00-13:00
  • 場所|伊東港
  • 定員|1日1組(2〜3人)
  • 料金|一人1万2000円(税込、宿泊費別)
問い合わせ先

界 アンジン
Tel.0570-073-011(界予約センター)
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaianjin/