ジュメイラがアフリカに進出。2つのディスティネーションをオープンへ

ジュメイラ・タンダ・アイランド

LOUNGE / TRAVEL
2024年12月20日

ジュメイラがアフリカに進出。2つのディスティネーションをオープンへ

Jumeirah|ジュメイラ

ドバイを拠点に世界中にラグジュアリー・ホスピタリティを展開するジュメイラは、タンザニアや南アフリカでラグジュアリーリゾートを運営するタンダグループとパートナーシップを締結。新たにアフリカに、タンザニアの「ジュメイラ・タンダ・アイランド」と、南アフリカの「ジュメイラ・タンダ・サファリ」の、2つのディスティネーションをオープンすることを発表した。

Text by YANAKA Tomomi

タンザニアのプライベートアイランドと、南アフリカの自然保護区

ドバイのみならずヨーロッパやアジアなどで28の施設を運営しているジュメイラがアフリカへの進出を表明した。
進出へのパートナーとなったのは、アフリカに長期的なコミットメントを果たすことに強い意欲を持つタンダグループで、既存の施設を活用してタンザニアに「ジュメイラ・タンダ・アイランド」、南アフリカに「ジュメイラ・タンダ・サファリ」をそれぞれ新たにオープンする。
ジュメイラ・タンダ・アイランド
タンザニアの沖合、プライベート海洋保護区に位置する5ヘクタールの離島すべてが敷地の「ジュメイラ・タンダ・アイランド」は、5つのスイートを擁する特別なヴィラ1棟と、2つのベッドルームを擁する伝統的なスワヒリ様式のバンダ(小屋)2棟で構成するアイランドリゾート。
ゲストは海に直接アクセスでき、島専属のプライベート・シェフらが地元産の食材を使ったダイニング体験を提供する。
ジュメイラ・タンダ・アイランド
アクティビティも充実。島の自然なリズムに溶け込みながら、ジンベエザメと泳いだり、ウミガメと一緒にダイビングしたり、伝統的なアラブ帆船ダウで近隣のチョーレ島までセーリングしたりと、多彩な冒険体験が可能だ。
さらに、これまでもジュメイラがドバイやモルディブなどで長年取り組んできた海洋保全活動を「ジュメイラ・タンダ・アイランド」でも推進。サンゴ礁の再生や絶滅危惧種のウミガメ保護プログラムなどを展開させる。
ジュメイラ・タンダ・サファリ
かたや、南アフリカ北部クワズール・ナタール州の豊かな野生保護区に位置するのが「ジュメイラ・タンダ・サファリ」。ゾウ、ライオン、ヒョウ、サイ、スイギュウの「ビッグ・ファイブ」が見られるアフリカ屈指の自然保護区で、約1万4000ヘクタール、東京ドーム約2,979個分の敷地内にはさまざまなラグジュアリー宿泊施設が点在する。
今後は2027年までに新たなロッジやラグジュアリーなテントキャンプなどの導入も計画されているという。
ジュメイラ・タンダ・サファリ
ゲストは、約1万4000ヘクタールの広大なプライベート保護区に広がる平原や谷、山々を野生動物ガイドとともにドライブや歩きで探索。アフリカゾウやキリンなどを間近で見たり、部屋からも野生動物が見られたりすることも。
ジュメイラ・タンダ・サファリ
また星空の下での食事を楽しんだり、若いゲストにはジュニア・レンジャー・コースなども用意される予定だ。さらに地元ズールー族の文化を称え、支援する取り組みもタンダグループ時代と同じく継続されるそう。
ジュメイラ・タンダ・サファリ
「ジュメイラ・タンダ・アイランド」と「ジュメイラ・タンダ・サファリ」は、2024年12月から予約受付を開始。アフリカの大きな魅力でもある自然や野生動物との出会いを楽しむ、ラグジュアリーなディスティネーションが待っている。
問い合わせ先

ジュメイラ
https://www.jumeirah.com/en

                      
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