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2020年4月28日
機内で使用しなくなった食品と飲料を世界中のフードバンクに寄付|Delta Air Lines
Delta Air Lines|デルタ航空
機内で使用しなくなった食品と飲料を世界中のフードバンクに寄付
デルタ航空は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療現場で働く人々や、援助を必要とする人々を支援するため、約90トン以上の食品を、世界中の病院や地域のフードバンク、その他の団体に寄付した。
Text by YANAKA Tomomi
アメリカやフランスなどでも食品や飲料を寄付
デルタ航空では、機内やラウンジのサービスを変更したことに伴い、食品や飲料の寄付を開始した。
日本では、農林水産省の食品ロス削減の呼びかけに応じ、日本各地のフードバンクへの飲料とスナック菓子の寄付を進めているという。
予定数は全部で、1リッターの紙パック入りオレンジジュースを1万3000本以上、2リッター入りのペットボトルのお茶800本以上、個別包装のおつまみ2万2000袋以上となり、5月29日までに寄付を完了する予定だ。
デルタ航空は、ほかの国や地域でも寄付活動を行っており、本国アメリカでは約90トンの生鮮食品を食糧支援NPO「フィーディング・アメリカ」などに寄付。また長年デルタ航空のパートナーを務めているアトランタの著名シェフ、リントン・ホプキンス氏とともに、アトランタの病院勤務者や救急隊員らに1週間に5,000食を配布している。
フランス・ニースでは現地のケータリング会社の協力を得て、個別包装のスナックを病院や医療従事者に配布。食品とコーヒーは、ホームレスや人身売買の被害者に無料で食事やシェルターを提供している団体「MIR」に寄付したという。
このほかにも、デルタ航空の従業員は、過去最多の予約変更依頼に対応している予約センターやカスタマーケアセンターの同僚らにも機内で提供しているミールボックスを送付した。
デルタ航空では、食品の寄付は、新型コロナウイルスの感染が拡大するなかでも不屈の「デルタ精神」を示す活動の一つとしており、子会社のデルタ・フライト・プロダクツでは、病院勤務者を保護するためのフェイスシールドの生産も開始したという。
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