事故のない社会を作るため、逆転の発想とテクノロジーでできた自動車保険! イーデザイン損害保険株式会社『&e(アンディー)』
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2022年2月28日

事故のない社会を作るため、逆転の発想とテクノロジーでできた自動車保険! イーデザイン損害保険株式会社『&e(アンディー)』

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LOUNGE|イーデザイン損害保険『&e(アンディー)』

「みんなが知っているのに、みんなが知らないもの」ってなんだ?こんな謎かけができそうなほどに、およそ自動車保険というのは「入っていることが大切」で「できれば使いたくないもの」であり、興味の対象は補償のみというのが一般認識でしょうか。
ところが昨年11月に発売となったイーデザイン損害保険株式会社(以下イーデザイン損保)の自動車保険『&e(アンディー)』はどうやら既存の保険とはその発想そのものがまるで逆の様子。積極的にお客さまのカーライフに介入し、「事故そのもののない社会をつくる」という理想を掲げて作られているのです。この一聞するとあまりにも壮大な目的が、荒唐無稽に思えないのはそこにデジタルテクノロジーを駆使したデータの蓄積や管理・分析に加え、エンタテインメント性をも盛り込んで、日常化させる仕組みがあるから。そんなまったく新しい自動車保険について、&eの開発責任者、イーデザイン損保の藤田取締役に伺いました。

Text by MAEDA Yoichiro,AOYMA Tsuzumi|Photographs by TAKAYANAGI Ken| Edit by MAEDA Yoichiro

センサーとアプリが相棒になって、日々の安全運転をサポート

&e(アンディー)』に加入すると、およそ3cm四方のチョコレートブロックのようなものが送られてきます。これはセンサーなのですが、この小さなセンサーの存在が『&e(アンディー)』が従来の保険とまったく違うところです。
お話を伺ったイーデザイン損保の藤田謙一取締役。保険業界一筋のプロフェッショナルをして現代は「保険の大転機にある」そう
「従来の自動車保険とお客さまの接点といえば、事故や故障など”困ったこと”がない限り、ほぼ皆無だという方も多いのではないでしょうか。まずはそんな保険活用の実態への疑問から企画はスタートしています。保険会社がお客さまのカーライフにもっと積極的に関わっていく手立てはないものか、というのが全ての始まりでした」。
「この白いブロックは3軸のGセンサーを備えたIoTセンサーで、これが『&e(アンディー)』とお客さまを常に繋げ、情報を蓄積してくれる「相棒」になります」と藤田さん。
上(左)の四角い箱がIoTセンサー。 契約後に届きます 。アプリケーションをダウンロードすると上(右)のような Tripレポートが記録されます
ホームページに手順は解説されていますが、センサーは電池駆動により、配線などの取り付け手間はかかりません。お客さまは届いたセンサーをセンターコンソールの中央部分に貼り付け、自身のスマートフォンに専用アプリケーションをダウンロードしてペアリングすれば、準備は完了。これで常にセンサーとアプリが自身の運転をモニタリングしてくれるのです。

その日の「Tripレポート」を通じて、自分や家族の運転を可視化してくれる

センサーとアプリケーションの連携により、どのルートを走ったかなどの地図情報はもちろん、どこで急加速や急ブレーキ、急ハンドル操作を行ったかなど「Tripレポート」というデータとして可視化してくれます。さらに運転はスコアリングもされており、安全運転はハートのポイントとなって、コーヒーなどと交換できるそう。ただ安全運転を促したり、情報を収集するだけでなく、そこにゲーム性を加味しているところも押し付けがましくなくて好感がもてます。
「イーデザイン損保はグループの中でも新しい発想と、新しいサービスを生み出す役割が大きいんです」
「例えば、離れて暮らす家族とフレンド機能を使って走行データを共有することも可能です。後期高齢者による事故が問題視されていますが、運転するかしないかの二元論ではなく、普段から「元気に安全に、運転できているか」「誰かが見てくれている」という意識をお互いがもつことで、距離を超えたコミュニケーションや安全意識の醸成にも使っていただけるのではないかと期待しています。私も後期高齢者の親がいますが、『&e(アンディー)』でのコミュニケーションに期待しています」。

運転データはいざという時にも強い味方に

定期配信される運転テーマで、常に安全運転への意識付けをしてくれます。また、事故など 車が強い衝撃を受けた 際にはセンサーが自動検知して、ワンタップで 事故連絡 ができます
さらに、IoTセンサーが記録してくれるのは走行データだけではありません。事故など強い衝撃が加わった際にはその前後数秒間の走行データを保持してくれるとともに、衝撃を検知した場合には、プッシュ通知から1タップで24時間365日いつでも事故連絡が可能で、そのままWeb上で救急車や警察の手配などの現場ナビゲートも行います。また、事故担当者は事故状況のデータを確認できるため、どこで、どのくらいのスピードで、どの方向から強い衝撃が加わったかなどを把握し、事故後の早期解決に役立ててくれるのも頼もしいところです。
事故直後の混乱した状況の中でのサポートに定評のあるイーデザイン損保ながらも、事故直前直後の状況を把握した上で、サポートしてくれるというサービスはありませんでした。まだまだセンサーとアプリケーションを使った「もっといいこと」が考えられそうですが…
インタビューはG/D Lab.と呼ばれるスペースにて。配管剥き出しの天井、壁にはネオンアート、アートにまつわる書籍や写真集が並ぶ

あなたの運転データが、事故そのものを減らすことにつながります

「はい、おっしゃる通り『&e(アンディー)』はまだまだ拡張していく可能性があると考えています。ホームページでもご紹介している通り、『&e(アンディー)』で蓄積されたお客さまのデータの上に、地域のバスやタクシーの走行データを加えて、街のどこで事故が起こりやすいかを分析することも可能でしょう。例えばウェアラブルデバイスには心拍計や血圧計が搭載されたりしていますが、個人の体調と走行データを共有できれば、事前に回避できる事故もあるかもしれません。もちろん車載カメラや自動車に搭載されるIoTセンサーとも連動させれば、より正確な情報が得られるはずです。その可能性は無限にあると思います。」
上記のように、『&e(アンディー)』は、イーデザイン損保のミッション・ ビジョン ・バリューによって誕生した

保険ができるライフスタイルサポートを本気で考えた結果です

今回お話しを伺ったスペース(銀座にある東京海上日動内)も、およそ保険会社のイメージからは想像ができない、自由な空気があります。そんなところからもイーデザイン損保が考える次世代の自動車保険のあり方への姿勢が見えてきます。その点について藤田さんに伺うと、やはり予想した通りの返答が。
「DX推進・イノベーション創造の拠点として、東京海上グループ社員やパートナー企業が利用するスペースなのですが、以前の事務的な接客スペースから、クリエイティブな発想をぶつけ合う空間にしようという意図で作られました。以前の事務的な接客スペースから、クリエイティブな発想をぶつけ合う空間にしようという意図で作りました。実はこの『&e(アンディー)』の開発チームは半数以上が保険会社のキャリアをもたないメンバーで構成されています。お客さま目線で、かつ未来志向の商品を作るには、まったく違う視点が必要だという考えからです」。

『&e(アンディー)』は次世代の「共創」型モビリティ社会を保険で実現できるか

異業種からの人材をまとめ上げながら、新しい保険のあり方を新鮮な目線で再構築しようという藤田取締役
SDGsをはじめとして、今後はあらゆるものが共創していく社会になると言われています。さらにクルマに関してはCASEやMaaSといった、新しいモビリティ社会の形を模索しなくてはならない時代に突入しています。そんな中で、保険がどうあるべきかを見直し、最新のデジタルテクノロジーとインシュラテクノロジーを駆使し、異業種と協業しながら「事故のない世界を、お客さまと共創する」という理想を掲げる『&e(アンディー)』は、その姿勢自体が新しい!と映ります。
「イーデザイン損保は事故後の対応やお客さまからの幅広い意見を集約し、新しいサービスを作り上げてきた自負があります。そのためのDX化もかなり早い段階から取り組んできました。それらを体感いただくためにもまずは、お見積もり画面にアクセスください。きっと扱いやすさに触れていただけると思います」。
藤田謙一(イーデザイン損害保険 取締役 CX推進部長)
1993年 東京海上火災保険株式会社(現:東京海上日動火災保険株式会社)入社。
超ビジネス保険(企業向け一体型保険)の開発、営業、損害サービス、商品開発、経営企画、営業支社長を経て、2019年4月よりイーデザイン損害保険株式会社の取締役兼、マーケティング部(現CX推進部)部長に就任。&e(アンディー)の商品開発およびプロモーションの責任者を務める。
                      
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