アートギャラリー併設の鮨レストラン「3110NZ by LDH Kitchen」がオープン｜EAT

EAT｜現代美術ギャラリーと鮨の名店による新たな空間

中目黒に「鮨さいとう」と「NANZUKA」によるギャラリー併設鮨レストラン「3110NZ by LDH Kitchen」がオープン

LDHグループの飲食部門であるLDH Kitchenは、名店「鮨さいとう」と現代美術ギャラリーの「NANZUKA」とともに、ギャラリー併設の鮨レストラン「3110NZ by LDH Kitchen」を中目黒にオープンした。

Text by OZAKI Sayaka｜Edit by TSUCHIDA Takashi

現代アート作品と至高の鮨を同時に楽しめる新しいスペース

「3110NZ by LDH Kitchen」は、日中はNANZUKAによるギャラリーとして、そして夜には齋藤孝司氏のプロデュースによる「鮨さいとう」の鮨レストランとして運営される、新しい業態のスペースだ。店主は、齋藤孝司氏の愛弟子として「香港鮨さいとう」を立ち上げ、ミュシュラン２つ星を獲得して凱旋帰国した小林郁哉氏が務める。魚、お米、塩、酢、出汁に至るすべての調理技術に留まらず、器選びに至るまで「鮨さいとう」のエッセンスを踏襲した至高のメニューが提供される。

店舗の内外装デザインは、ニューヨークを拠点とするアーティスト、ダニエル・アーシャムとアレックス・マストネンによるスーパー建築デザインユニット“Snarkitecture（スナーキテクチャー）”が、店舗のロゴは、日本が世界に誇るアーティスト、空山基（そらやまはじめ）氏が手掛けた。展示は、NANZUKAのメインギャラリーと同じく、世界中の気鋭のアーティストによる独自の企画を、4～6週間のペースで入れ替えながら開催される。最先端のアート作品と最高の鮨を堪能でき、日本の食文化の極みと、世界最先端の建築空間、そして現代アート作品が融合した唯一無二の空間といえるだろう。「3110NZ by LDH Kitchen」は2020年7月21日（火）より営業が開始され、オープニング企画展は日本が世界に誇るポップアートの巨匠、田名網敬一による新作個展「記憶の修築」が開催される。