BOOK|アーバンリサーチのコンセプトブックシリーズ第8弾『URBAN RESEARCH: PARIS』発売
BOOK|世界中の都市を考察するコンセプトブックシリーズ第8弾
『URBAN RESEARCH: PARIS』発売
アーバンリサーチが2008年から取り組んできた、世界中の都市を考察するコンセプトブックシリーズ第8弾『URBAN RESEARCH: PARIS』がついに刊行。中世にはじまり現在に大きな影響をおよぼしたフランス独自の文化である「サロン」をテーマに、100年近く存在する伝説的な書店や慈善的意志をもつコンセプトストア、ヴェルサイユ宮殿を飾った絹織物メゾン、世界に認められた奇才音楽家など、さまざまなひとや仕事や哲学の視点から、サロンのいまの形を考察している。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)Photographs by Eduardo Serafim
なぜ私たちはいつの時代もパリに惹かれパリを想うのか。パリの何がそうさせるのか
“パリには独特な甘い香りがある。街中に美しい配色があり、生活音は現代音楽のようだ。そして人びとは他人に自分の考えを否定されることを恐れない。自分はパリを離れたことで、それらがどれだけ貴重なことかわかったように思う。東京にもNYにもパリのサロンのようなものはないだろう。知性を意志に変える集い。情報であふれかえる現代にひつようなものは何か? と、パリは私の肩を軽く叩いている。”──Kahimi Karie(Musicienne)
高感度なセレクトショップとして、全国に60店鋪以上をかまえる「アーバンリサーチ」。世界の一都市をクローズアップし、一つのテーマを設けて、街とそこに生きるひとをアートな写真と文章で文字通り都市考察するコンセプトブックの第8段『URBAN RESEARCH: PARIS』は、猫沢エミさんが企画・編集から携わり、“Salon-サロン”をキーワードに、パリを唯一無二のものとして輝かせる秘密へ多方面から迫っていく。
コンセプトブック第8弾『URBAN RESEARCH: PARIS』
定価|1890円
アーバンリサーチ各店ほか、全国主要書店にて発売予定
3月1日(金)に発売記念トークショーを開催
また、今回のコンセプトブックの発売を記念して、世界のビートニクス文学の研究家でもあり、同誌にも登場するSharkspeare & Companyとも所縁のある山路和広氏、コンセプトブック・プロジェクト・リーダー及川壮也氏とともに、猫沢エミさんもくわわり、「サロン」で紐解くパリの魅力について語り合う。先着50名の限定入場となるので、ぜひお早めのチェックを! 整理券の配布方法など詳細は代官山蔦屋のサイトにて。