東京国立近代美術館で桜の開花に合わせたイベント「美術館の春まつり」開催|ART

川合玉堂《行く春》左隻 1916年 重要文化財

LOUNGE / ART
2021年3月24日

東京国立近代美術館で桜の開花に合わせたイベント「美術館の春まつり」開催|ART

ART|花を描いた名画の数々と、近隣の桜スポット散策を楽しむ

桜をはじめとした“花”を描いた作品を楽しむ「美術館の春まつり」

東京国立近代美術館にて、2021年3月23日(火)~4月11日(日)にかけて、桜の開花にあわせた春のイベント「美術館の春まつり」を開催する。イベント期間中は、所蔵作品展「MOMATコレクション」で桜をはじめとした花を描いた名画の展示や、ミュージアムショップで跡見玉枝の《桜花図巻》マスキングテープをはじめとしたオリジナルグッズの販売、前庭の床几台から桜を眺めるお休み処などが利用できる。

Text by OZAKI Sayaka|Edit by TSUCHIDA Takashi

春の花を描いた絵画作品と、開花を迎える桜を楽しむ

皇居や千鳥ヶ淵、北の丸公園といった桜の名所エリアに立地している東京国立近代美術館。散策で巡るにも絶好のロケーションであることから、同館にて2021年3月23日(火)~4月11日(日)の期間、桜の開花にあわせた春のイベント「美術館の春まつり」が開催される。
見どころは、所蔵作品展「MOMATコレクション」にて、年に一度この時期だけに公開される、桜を描いた重要文化財の川合玉堂《行く春》、しだれ桜ほか40種類を超える希少な桜を描いた跡見玉枝《桜花図巻》、川瀬巴水など「新版画」における桜、染織として釜我敏子《型絵染着物 春の野》など、花を描いた作品約20点が会するほか、日本画、洋画、海外作品など、選りすぐりの約200点を3フロアにわたって展示。同館収蔵の岸田劉生や安井曽太郎、セザンヌなどの名画も鑑賞できる。
船田玉樹《花の夕》1938年
また、期間内には「あやしい絵展」、同館所蔵コレクションによる小企画「幻視するレンズ」も同時開催される。「あやしい絵展」では、 明治期に西洋からの刺激を受けた日本美術が、新たな時代にふさわしいものへと変化し生み出された作品を紹介、幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などから、 退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった 「単なる美しいもの」とは異なる「あやしい」表現が 展示される。そして、小企画「幻視するレンズ」では、人の眼とは異なる「機械の眼」であるカメラと写真家の想像力が結びつき、幻想的な世界への扉を開く「写真」のもうひとつの側面を探る。
前庭の様子(2018年撮影)
ミュージアムショップでは、展示作品をモチーフとした春らしいオリジナルグッズの販売、そして美術館前庭にお休み処を設置するなど「春まつり」ならではのイベントも。千鳥ヶ淵をはじめ、美術館周辺に咲き誇る桜と、名画の競演を楽しむ散策に出かけてみてはいかがだろう。

美術館の春まつり

  • 会場|東京国立近代美術館
  • 住所|東京都千代田区北の丸公園 3-1
  • 期間|2021年3月23日(火)~4月11日(日)(月曜日休館、ただし3月29日は開館)
  • 時間|10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで、いずれも金曜・土曜は20:00 まで)※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡散防止のため、開催内容、開館時間等が変更になる可能性がございます。最新情報はホームページにてご確認ください。
問い合わせ先

東京国立近代美術館
Tel.050-5541-8600(ハローダイヤル)
https://www.momat.go.jp