UKカルチャーのルーツが蘇る「RETURN OF THE RUDEBOY展」|Exhibition
LOUNGE / ART
2015年3月12日

UKカルチャーのルーツが蘇る「RETURN OF THE RUDEBOY展」|Exhibition

Exhibition|UKストリートカルチャーのルーツが蘇る

「RETURN OF THE RUDEBOY展」開催

昨年6月から8月にかけて、ロンドンのサマーセットハウスで開催され、会期中に6万5000人以上の来場者を記録し大きな話題となった「RETURN OF THE RUDEBOY展」。海外では初となるこの展覧会が、3月20日(金)から26日(木)まで、東京・ラフォーレミュージアム原宿で開催される。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

UK全土でルードボーイ・カルチャーが席巻

第二次世界大戦後、イギリスへ多くのカリビアンの若者たちが移住した。そこでストリートカルチャーにのめり込んでいった一部の若者たちは、ジャマイカンスラングで “ルードボーイ、ルードガール(不良少年、不良少女)” と呼ばれ、1960年代のクールな存在とされた。

その流れは70年代の後半から80年代の初めに復活。スペシャルズやマッドネスに代表されるブリテッシュ・スカやツートーンが流行り、ブームを象徴する音楽となった。

そして戦後から約70年経った今日、当時を思わせるスワッガースタイルは、再びあたらしい波となって到来。ロンドンだけに留まらず、UK全土でルードボーイ・カルチャーが注目を集めている。

RETURN OF THE RUDEBOY展|ラフォーレ原宿

RETURN OF THE RUDEBOY展|ラフォーレ原宿

長年にわたり、コラボレーション活動をおこなっているフォトグラファーのディーン・チョークリーとスタイリストのハリス・エリオットは、ルードボーイのカルチャーに注目してこのプロジェクトをスタート。

「RETURN OF THE RUDEBOY展」のために、あらたに撮り下ろした写真は、一人ひとりがスタイルをもって個性的に着こなしたスタイリングに特徴があり、それは説明不要のルードボーイそのもの。イメージ、フォルム、インスタレーションのすべてが、その時代の人びとのライフスタイルをクールに表現している。

また、ラフォーレ原宿での展覧展とコラボレーションした「RETURN OF THE RUDEBOY Pub Lounge」が東京・原宿のmontoakで開催。フォトエキシビションやムービー、オリジナルのメニューなどを通じて、ルードボーイの世界観を楽しめる。

ディーン・チョークリー|Dean Chalkley
UKを拠点に活躍するフォトグラァー兼フィルムメーカーであり、今までに多くの音楽アルバムや雑誌のカバーを飾る。様々なジャンルやスタイルにも興味を持ち、音楽も作るマルチクリエーターでもある。http://www.deanchalkley.com

ハリス・エリオット|Harris Elliott
クリエイティブディレクターであり、スタイリストやデザイナーとしても活躍。スタイルとカルチャーを融合させるスタイリングを得意とし、ミュージシャンのコーディネートや、東京でのコレクションのディレクションまで多岐にわたって活動。http://harriselliott.com

RETURN OF THE RUDEBOY展
‒DEAN CHALKLEY × HARRIS ELLIOTT-

会期|3月20日(金)~26日(木)
11:00~21:00(会期中無休)
*3月20日は18:00に閉場。入場は閉場の30分前まで
場内混雑の際は入場制限あり
会場|ラフォーレミュージアム原宿
東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階
Tel. 03-3475-3129(会期中のみ)
入場料|500円
http://www.returnoftherudeboy.jp

RETURN OF THE RUDEBOY Pub Lounge
会期|2015年3月13日(金)~29日(日)
会場|montoak
東京都渋谷区神宮前6-1-9
Tel. 03-5468-5928
営業時間|11:00~25:30(月~木、日)、11:00~27:00(金、土、祝前日)
http://www.heads-west.com

RETURN OF THE RUDEBOY 事務局
Tel. 03-5411-2288

           
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