LOUNGE /
ART
2021年3月2日
写真家・映像作家 外山亮介のエキシビションをジェイエムウエストン 青山店で開催|J.M. WESTON
J.M. WESTON|ジェイエムウエストン
「革靴」を通したコラボレーション作品が並ぶ
1891 年の創業以来、タイムレスで優美なデザインで世界中から愛され続けるフランスのシューズブランド「J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)」。この度、ジェイエムウエストン 青山店にて写真家・映像作家の外山亮介のエキシビションを開催する。期間は2021年3月21日(日)まで。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
アンブロタイプ写真とカメラオブスキュラを用いた2種の作品を展示
フランスのラグジュアリーメンズシューズブランド「J.M. WESTON(ジェイエムウエストン)」。
2018年1月よりオリヴィエ・サイヤール氏がジェイエムウエストンのアーティスティック・イメージ&カルチャー・ディレクターに就任し、コレクションやメゾンのブランドイメージの構築を手掛けている。
アートの領域とのコラボレーションも積極的で、美術館や博物館をコンセプトにジェイエムウエストンの世界観が表現されている。
この度、ジェイエムウエストン 青山店にて、写真家・映像作家の外山亮介氏のエキシビションが開催される。
熟練のクラフトマンシップと美しいデザインで、シューズに新しい命を吹き込み続けてきたジェイエムウエストン、伝統工芸に敬意を表し職人の物語を写真の技法を通して記録してきた外山氏。互いにその精神性に共鳴。今回のコラボレーションに至ったという。
外山氏は、京都を拠点に伝統工芸に関わる職人のポートレートなどを中心とした、自作の撮影機や古い写真技術など独自の手法で作品を制作している。
本展示では、アンブロタイプ写真で撮影された作品と、カメラオブスキュラを用いた2種の作品が公開される。
アンブロタイプ写真は、ガラス板に薬剤を塗布し硝酸銀溶液に感光させると光が当たった銀が灰白色になりガラスに現像される。今回は持ち主により履きこまれた経年変化の美しいシューズを被写体にしている。
もう一点は、ジェイエムウエストン 青山店の店内から見える、街ゆく人々の行き交う景色をカメラオブスキュラで捉えたもの。カメラオブスキュラは写真の原理による撮影像を映し出す装置だ。
外山亮介
1980 年、東京手描友禅染の家に生まれる。 中央大学卒業後、映像制作会社太陽企画を経て、代官山スタジオに勤務。退社後、フリーのアシスタントとして、NGO 活動などに参加。同時に写真活動開始し、 2008年に同世代の工芸を継ぐ、全国各地の職人のポートレートを撮影。自身のルーツでもある「ものづくり」への興味が強まり、その一からモノを作り出す姿勢を写真にも活かすべく、写真黎明期の技術を取り入れた作品制作を行っている。現在は東京から京都の山間部に拠点を移し、自然と共生していた時代の日本の暮らしを体験しながら、自らの価値観の変化を研究中。
1980 年、東京手描友禅染の家に生まれる。 中央大学卒業後、映像制作会社太陽企画を経て、代官山スタジオに勤務。退社後、フリーのアシスタントとして、NGO 活動などに参加。同時に写真活動開始し、 2008年に同世代の工芸を継ぐ、全国各地の職人のポートレートを撮影。自身のルーツでもある「ものづくり」への興味が強まり、その一からモノを作り出す姿勢を写真にも活かすべく、写真黎明期の技術を取り入れた作品制作を行っている。現在は東京から京都の山間部に拠点を移し、自然と共生していた時代の日本の暮らしを体験しながら、自らの価値観の変化を研究中。
外山亮介エキシビション
- 期間|2021年2月26日(金)~3月21日(日)
- ※2月26日(金)~28日(日)アーティスト在廊予定
- 実施店舗|ジェイエムウエストン 青山店
- 東京都港区南青山 5-11-5 住友南青山ビル1F
- 営業時間|11:00~20:00
問い合わせ先
ジェイエムウエストン 青山店
Tel.03-6805-1691