ART|『メトロポリタン美術館展』オリジナル楽曲を坂本龍一氏が披露
ART|東京都美術館『メトロポリタン美術館展 大地、海、空――4000年の美への旅』
メトロポリタン美術館展のオリジナル楽曲『wind,cypresses & absinthe』完成
東京都美術館、読売新聞社は、世界有数のコレクションを誇るメトロポリタン美術館の全面的な協力のもと、10月6日(土)から1月4日(金)の期間に「メトロポリタン美術館展 大地、海、空――4000年の美への旅」を開催する。これにともない、「メトロポリタン美術館展」のオリジナル楽曲『wind,cypresses & absinthe(ウィンド,サイプレスィズ & アブサン)』を坂本龍一氏が制作。8月28日(火)にアメリカ大使館大使公邸にて、初披露演奏会がおこなわれた。
Text by IWANAGA Morito
圧倒的なスケールで迫る4000年の美
“西洋美術において、風景や動植物がどのように捉えられてきたか”をテーマに万物の源であり、我われにとって神秘的でありつづける「自然」を切り口としてた本展。絵画のみならず工芸品、彫刻、写真作品などにより、古代メソポタミア文明から現代まで4000年の美術のエッセンスを紹介し、圧倒的なスケールとコンセプトの奥深さで、これまでにない感動を味わえる。
8月28日(火)におこなわれた坂本龍一氏によるオリジナル楽曲発表会では、演奏だけでなく、楽曲にまつわるエピソードも語られた。その模様をこちらからお届けする。
会場で展覧会公式カタログを購入すると、本曲を収録したプレミアムCDがついてくるという、史上初のスペシャル企画が実現した。世界最高峰の美術と音楽の珠玉のコラボレーションを堪能できる。
また、本展覧会を記念して「more trees(モア・トゥリーズ)」とのコラボレーション グッズが登場。フランソワ・ポンポンの「シロクマ」をイメージし、土佐ヒノキの間伐材でつくられたストラップは、温暖化の影響で絶滅の危機にあるシロクマをモチーフにすることにより、ストップ温暖化のメッセージを伝える。売り上げの一部はモア・トゥリーズの活動に役立てられる。
『メトロポリタン美術館展 大地、海、空――4000年の美への旅』
日程|2012年10月6日(土)~2013年1月4日(金)
休室日|月曜日、10月9日、12月31日、1月1日(ただし10月8日、12月24日は開室)
時間|9:30~17:30、金曜は20時、土曜は18時まで(入室は閉室の30分前まで)
※10月19日(金)、20日(土)は21:00まで開室
観覧料|一般1600円、学生1300円、高校生800円、
65歳以上1000円、小学生以下無料
会場|東京都美術館(上野公園)
東京都台東区上野公園8-36
Tel. 03-5777-8600(ハローダイヤル)
展覧会公式サイト
http://met2012.jp
※お得な特典つき前売券は、10月5日(金)まで
http://met2012.jp/#ticket