きき酒師 チズコ│第3回 皆が一晩で仲良しになった素敵な夜
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2015年4月28日

きき酒師 チズコ│第3回 皆が一晩で仲良しになった素敵な夜

誰だって、人生美味しいものを食べて、飲みたい!

第3回 皆が一晩で仲良しになった素敵な夜 1

こんにちは。ニューヨークできき酒師/日本酒ソムリエをしているチズコです。連日の酒イベントで盛り上がっているニューヨークから、またまた素敵なお酒盛りだくさんだったパーティーのご報告をひとつ。

文=チズコPhotos by Atsushi Nishijima

「そんな照れてないで、大きな声でLOVEを伝え合おうぜ~♪」

こちらは、前回登場した高橋 歩氏のアジトのひとつ「Bohemian NY」にて、いよいよ家族で無期限の世界一周旅行中の高橋 歩ファミリーがニューヨークに到着したのを記念して開催されたパーティー。
(高橋 歩氏の旅の模様はこちらからどうぞ。http://www.ayumu.ch)

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偶然にもダンサーのドレスが壁に描かれた世界地図のシルエットと重なった瞬間! 日本人ベリーダンサーが世界を変える!?

じつは、こちらのお店の日本酒メニューは私がアドバイザーとして参加させていただいておりまして、CoolでStylishなニューヨーカーが日本酒を楽しめる空間を目指してお酒に抵抗がある人が気軽にトライできるタイプから、ツウ好みのタイプまでいろいろとセレクトさせていただいております。
この日のゲストは、高橋 歩氏をはじめ、彼とともに活動している仲間たち「Play Earth」のメンバーと、国内外から集まった彼らのお友だち。「類は友を呼ぶ」とはよくいったもので、楽しい仲間たちが一同に集まり、職業、年齢、関係なく、初めて会ったとは思えないほど、皆が一晩で仲良しになった素敵な夜でした。

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私の旦那さんと一緒に来たお友だちのアーティストChris Rubinoと意気投合の高橋 歩氏。私も大ファンのChrisはDIESELやURBAN OUTFITTERS、最近ではオシャレなニューヨークらしいACE HOTELの壁にもイラストを描いてます。(http://www.chrisrubino.com/)

自分も含めて、多くの日本人は、家族や友だちへの愛を照れずに大きな声で伝えるのが下手じゃないかな? でも、「そんな照れてないで、大きな声でLOVEを伝え合おうぜ~♪」という高橋 歩氏のトークや本の登場によって、いまの混沌とした世の中を生きる日本の若者たちは、きっとなにか大きな勇気をもらったに違いない。彼の本を読んで、写真を見て、今回本人とお話できて、彼のまっすぐで迷いのないトークに思わず、じ~ん……。

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高橋 歩氏の可愛いキッズ。海ちゃんと空くん。そして真ん中で一緒にへん顔しているのは、いつもお世話になっているフォトグラファーの西島氏(http://www.jimagraphy.com/)

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左の滝上妙子さんは、ニューヨークの著名なフレンチやイタリアンなどのシェフに日本食文化を伝えるための架け橋「ごはんソサエティ」(http://www.gohansociety.org/)のディレクター。真ん中はアーティストのKAORUKOさん。そして右の殿方は、私の大好きな日本酒友だちのテレビ東京US星野社長

誰だって、人生美味しいものを食べて、飲みたい!

第3回 皆が一晩で仲良しになった素敵な夜 2

いまやニューヨークで一番人気といわれるお酒・獺祭を囲んで

途中、チャンスを見計らい、山口県獺祭でおなじみの旭酒造の桜井常務より依頼された「獺祭純米大吟醸二割三分」を高橋氏にプレゼント。というのも、桜井常務、高橋氏の大ファンで、大学卒業時の就職活動の際に受けたとある企業の面接で愛読書を聞かれ、思わず高橋氏の本のタイトルを言って「そんなこれから働こうとしている人間が旅に出るような本を読んでどうする!」と面接で大失敗、というご経験があるほど。ま、それがあったからこそ、いまはお父さまとともに世界中に獺祭を広め、いまやニューヨークで一番人気といわれるお酒にまでなったのでしょうから、逆によかったかも?? ちなみに、高橋氏、お世辞抜きでボトルを見た瞬間に、「うわーーー!俺の一番大好きなお酒だよ!!」と、ボトルにキスまでしてくれました。

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「獺祭純米大吟醸二割三分」にキスする高橋氏

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ELLEのエディターはフルボディな「天狗舞旨醇」がお気に入り

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BohemianをつくりあげているPlay Earthのメンバーの奥原悠一氏(右)とやる気のスイッチ! 実践セミナー、世界一やさしい成功法則の本で大人気の山崎拓巳氏(左)

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ネペンテスUSの社長、大器さん(右端)とニューヨークでもっとも古いお友だちの磯本くん(左から2人目)、背の高いひげはアーティストのChris(左端)、そして真ん中は私と旦那のジミー

もとファッション業界にいたこともあり、お友だちにはいまもファッション業界で活躍している人もたくさんいて、話を聞いてるだけでも頼もしいかぎり。ニューヨーク・ネペンテス『Engineered Garments』の名パタンナーの磯本くんとは、かれこれ私が東京の学生時代からのお友だちなので……え? 15年以上経ってる!? ちなみに、私のフォトグラファー西島氏は先日のファッションウィークの際の『レベッカ テイラー』のお仕事にて、レベッカ テイラーと彼女の旦那さまに突然呼び止められ、なにかと思ったら「あなたのパンツ、『Engineered Garments』でしょ? 見て、私たちも!」と、自分のファッションショーなのに、夫婦揃って『Engineered Garments』を着ていたとか。私の旦那も大のお気に入りブランドで、着ていると必ず聞かれます。

いつも、「どうしてファッション辞めちゃったの?」と質問されるのですが、私は「辞めた」という感覚が、じつはまったくないんです。気づいたら、春色のシャツとパンツのコーディネイトが、春のしぼりたての生酒あらばしりと旬な野菜のアペタイザーとのマッチングの提案になっていたり、あたたかいファーのジャケットと素敵なドレスとのコーディネイトが、美味しいステーキととびっきりの贅たくな大吟醸とのペアリングの提案に変わっていたりするだけなんです。

そして、職業関係なく、誰だって、人生美味しいものを食べて、飲みたい。そんな「人」との接点が日本酒を通じてもてる私は、本当に毎日が楽しくて仕方がないのです。

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酒サムライTimothy、歩さん、旦那のジミーと

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Bohemianのスタッフのみなさん。後ろのメガネがシェフでマネージャーのKIYOくん

SAKE DISCOVERIES
http://www.sakediscoveries.com/

           
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