Lounge
2015年3月13日
MIC*ITAYA│SERIOUS BARBARIAN_December2009
第2回 1920REPRISE
Drawing&Copywrite by Mic*Itaya
絵に特定のモデルがいるわけではない。むしろそこから遠く離れたいと思うほどだ。実在の誰かを描くことはもちろん楽しいがその場合好きにならずには無理だ。嫌いなものや人は描きたくない。好きな人や嫌いな人に会う。好きなものや嫌いなものに出会う。好きだという感覚と空気をより分ける清浄器をもっている。たくさん会う人々の素敵なところだけを記憶にとどめる。慇懃無礼だと言われることがある。それでは慇懃無礼な絵なのかもしれない。人に不愉快な思いをさせたくないと思う気持ちが不愉快だということ。好きなようにする。特定のモデルのない絵だが、時々驚くほど絵に描いた人に似た人がいて茫然としてうれしくなる。
1920REPRISE
Acrylic on canvas
500×1000mm
18.12.2009
Mic*Itaya