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2015年1月28日
連載|気仙沼便り
連載|気仙沼便り
「人」が繋ぐ未来へのタスキ
2014年4月、トラベルジャーナリストの寺田直子さんは、宮城県・気仙沼市へ向かった。目的は20年ぶりに造られたという、あたらしい漁船の「乗船体験ツアー」に参加すること。震災で大きな被害を受けたこの地も、3年の月日を経て、少しずつ確実に未来へ向かって歩きはじめている。そんな気仙沼の、ひいては東北の“希望の光”といえるのが、この船なのだと寺田さんは言う。漁船に導かれるまま、寺田さんが見つめた気仙沼のいま、そしてこれからとは? 『気仙沼便り』と題し、2014年8月から2015年3月まで、全8回にわたってお届けする。
Text & Photographs by TERADA Naoko