今年のテーマは“つながろう、青山から”「青山コモンズ」2011開催
今年のテーマは“つながろう、青山から” 「青山コモンズ」2011開催!
メインコンテンツは青山と被災地を“花”で結ぶ「花綵列島」
「青山コモンズ」は、青山学院大学総合文化政策学部の学生が中核メンバーとしてかかわり、国連大学前でおこなうイベント。過去2回はあたらしい「青山」の街を考えるべく、「都会の里山(コモンズ)」をテーマに、青山からさまざまなジャンルと連携し、先端的文化を提案するイベントを開催してきた。3回目となる今年は、東日本大地震の被災地を支援することを最大のテーマとして、青山と被災地を結ぶプロジェクト「花綵列島」を中心に、国連大学前で毎週おこなわれている“farmers market”の一画で開催される。
Text by OPENERS
3・11を契機として、未来の生活を提案する「花綵列島プロジェクト」
今年の青山コモンズについて、ディレクターの塚田有一氏は、「OPENERSの連載で紹介した“花綵(はなづな)列島”ですが、今回青山コモンズのメインコンテンツとして少しずつ動きはじめました。日本は震災からどう立ち上がり、変わっていくのか、僕は古来よりひとがいろんな想いを託し、儚さと華々しさ、生と死の両義性を併せもつ花を象徴に、ひとと自然のあいだを少しでも結びなおしていければいいなと思います。今回はOLIVE!のNOSIGNER太刀川英輔氏や、aromamoraなど大橋マキさんのチームも参加してくださいます。ほかにはgreenzの兼松佳宏君とのトークもあります。協賛いただいたお花を使った、花いっぱいの「花綵カフェ」もご覧いただきたいと思いますし、3000円を寄付していただけると、リースにお菓子などをアレンジしたものが、被災地のコミュニティスペースに届く予定です。ぜひリースという再生の象徴を届けたいと思っています」と語る。
<イベント>花綵カフェ
コミュニケーションスペースとして、2棟のテントを設置。花の小道の先にある花小屋をイメージしたテントには、都会的な落ち着いたトーンの花と秋田県横手市で摘んだワイルドな草木を集めた秋らしいディスプレイがほどこされる。本やお菓子や飲みものも用意され、アロマセラピスト大橋マキさんとFriendly Day藤田香織さんが手がけた「東北」をイメージした香りが漂う。
リースづくりワークショップ
青山コモンズでは、グリーンデザイナー塚田有一氏による、リースづくりのワークショップを開催。できたリースは十六夜の月の日(11月11日)に、お菓子やキャンドルなどと一緒にアレンジして被災地に届けられる。料金分を寄付いただければ、おなじものをお届けする。
日時|2011年10月22日(土)・23日(日)両日とも12:30~14:00まで
トークショー「どうやったら花が身近になるかな!? 」
青山を中心に活躍するトップクリエイター、そして花産業に携わるオーナーとで私たちの生活のなかにおける「花のこれから」を考えるトークショーを開催。
日時|2011年10月23日(日)14:00~15:00
スピーカー|greenz 兼松佳宏
温室 塚田有一
meme 今泉冴也香
サンタのよめ 平見真紀
トークショー「『東北』にかける想い、『東北をあきらめない』」
日時|2011年10月22日(土)14:00~15:00
スピーカー|クリエイティブディレクター 志伯健太郎氏
アートディレクター えぐちりか氏(電通)
トークショー「『東北』にかける想い、『東北をあきらめない』」
日時|2011年10月23日(日)15:00~16:00
スピーカー|クリエイティブディレクター 志伯健太郎氏
長谷川踏太氏
青山コモンズ
会期|2011年10月22日(土)~11月26日(日)
会場|国連大学前 地球環境パートナーシッププラザ
※雨天中止の場合があります
入場料|無料
主 催|青山コモンズ実行委員会
http://niz237gt.sakura.ne.jp/aoyama-commons/index.html
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