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2015年5月27日
ヤマダ電機がエス・バイ・エルにTOB スマートハウス市場へ本格参入|SHIFT JAPAN
ヤマダ電機がエス・バイ・エルにTOB
スマートハウス市場へ本格参入
ヤマダ電機は、住宅メーカーのエス・バイ・エルにTOB(株式公開買い付け)を実施し、連結子会社化することを明らかにした。省エネ意識が高まるなかで、スマートハウス事業を加速するのが狙いだ。
Text by OPENERS
事業をさらに加速化
ヤマダ電機は、中古住宅に太陽光発電装置を搭載、オール電化にして販売する事業を試験的に進めてきた。省エネ意識が大震災後さらに高まっており、スマートハウス事業を加速させるため、新築もふくめた住宅のノウハウの獲得が必要と判断した結果、今回のTOBとなった。
ただ、この計画は、震災前からのものだという。スマートハウス事業も4~5年前から取り組み、早くから注目していた市場。政府の再生エネルギー関連の法案も追い風だ。スマートハウスが普及すれば、1戸当たりの単価が上がり、売り上げの伸びにもつながるとみている。
山田昇会長は会見で、「ヤマダは、省エネ、蓄エネ、創エネを提案できる。エス・バイ・エルは住宅のノウハウを持っている。協力し、ほかの住宅メーカーに負けないようにしていく」と語った。