PRADA|プラダが8分間の最新ショートフィルムを発表
PRADA|プラダ
監督はウェス・アンダーソン!
プラダが8分間の最新ショートフィルムを発表
プラダが、ウェス・アンダーソン(Wes Anderson)監督とのコラボレーションによる最新の8分間のショートフィルム『カステロ・カヴァルカンティ(Castello Cavalcanti)』を発表。このムービーは、Prada Classicsの第3弾プロジェクトとして制作された。
Text by KUROMIYA Yuzu
アンダーソン監督のイマジネーションとプラダの世界観を表現
本作は、『ザ・ロイヤル・テネンバウムズ』『ダージリン急行』などのモダンクラシック作品で知られるウェス・アンダーソンが監督。ジェイソン・シュワルツマンが運転するレーシングカーがキリスト像に激突する場面から、ウェス・アンダーソン流の宿命をめぐる物語が繰り広げられる。
舞台はイタリア、時は1955年9月。都会的なシュワルツマンが近代化から取り残されたような小さな街、カステロ・カヴァルカンティを彷徨う。バスはたまにしか通らず、街の住民はトランプ遊びをしたり、スパゲッティを食べながらよその家の秘密を噂する。そして突然、迷子の彼は気づく。ここは何もない場所ではないと。自分の先祖にかかわるような特別な何かを。すべてはここにたどりつく宿命だったのだと。ローマ郊外の撮影所、チネチッタに完璧な時代設定のセットをつくり世界観を表現。撮影はカメラマンのダリウス・コンジが担当した。
因習にとらわれず実験的に、アート、建築、映画という隣り合う分野の境界線を再定義しつづけるプロジェクト、Prada Classicsの最新作品として製作されたこのショートフィルム。Prada Classicsの第一弾は、アーティストであるカーステン・ホーラーとコラボレーションした「The Double Club」のオープン。第2弾は、レム・コールハースとOffice for Metropolitan ArchitectureのシンクタンクであるAMOによるコラボレーション、「プラダ トランスフォーマー」の発表。そして『カステロ・カヴァルカンティ』が第三弾となる。
ショートフィルムとしては、2012年にロマン・ポランスキー監督とのコラボレーションによって製作した『セラピー』につづく作品。11月13日(水)、ローマ国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門でワールドプレミア上映された。ウェス・アンダーソン監督のイマジネーション、イタリア映画の歴史、そしてプラダの世界観が映し込まれたフィルムは必見だ。
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