GUCCI|あらたなアイコン バッグ「ソフト スティラップ」誕生
GUCCI|グッチ
1975年誕生の名品をよりコンテンポラリーに再解釈
あらたなアイコン バッグ「ソフト スティラップ」誕生
乗馬の世界と深いつながりをもつグッチ。ブランドを語るうえで欠かすことのできない、歴史ある文化にインスピレーションを得たグッチのアイコン バッグのひとつ、「スティラップ」をベースに、より現代的なアレンジで表現した新作「ソフト スティラップ」が登場した。
Photographs by JAMANDFIXText by FUJITA Mayu(OPENERS)
ブランドの先進性と伝統の両方を体現する、タイムレスな魅力
1975年に発売されたアイコン バッグにインスピレーションを得て、クリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニによって2011-12年秋冬コレクションにて発表された「スティラップ」バッグ。個性的なフォルムを実現するハードコンストラクションが特徴であり、官能的でグラマラスなコレクションを彩る華やかな存在感は注目を集めた。
「スティラップ」とは、乗馬の際に足を乗せる鐙(あぶみ)のことをいう。バッグのフォルムはこの鐙をイメージしており、アクセントとなっているメタルパーツがスパー(乗馬ブーツのカカトに付けられた拍車)を表現する。乗馬の世界と深いつながりをもつブランドの歴史を物語るとともに、新鮮なアイデアとしてブランドのアイコンとなるニュークラシックを生んだ。
「スティラップ」バッグの登場から1年、2012年プレフォール コレクションでお目見えした新作は、その名も「ソフト スティラップ」バッグ。ハードコンストラクションを特徴とした前作とは対照的なデザイン――すなわち、ソフトで脱構築的なデザインが特徴だ。上質な素材を使ったコンテンポラリーで柔らかなシルエットは、カジュアル、エレガント、どちらのスタイルにも合うデザインの普遍的な魅力だけでなく、なにかと荷物の多い日常づかいに最適な使い勝手のよさにも注目したい。サイズはラージとミディアムの2タイプが揃う。マチも広く、大きく開く口は出し入れもスムーズで、なんといっても軽量というのがうれしいところ。ビジネスシーンにもお薦めしたいアイテムである。
カラーパレットはブラック、ライトグレー、ミディアムブラウン、深いレッドブラウン、ココア、マロングラッセなど、女性らしいあたたかみのあるリッチなカラーが揃う。使用されるレザーは、なめらかな手触りと柔らかな光たくが上品なウォッシュドカーフや、季節感溢れるヌバックをはじめ、パイソン、クロコダイルなどのプレシャススキンまで種類も豊富。プレシャススキンにはグッチの伝統的な手作業による加工がほどこされ、贅たくな質感により磨きがかかる。なめらかな光たくとヴィンテージのような風合いをもつこの独特なパイソンの表情は、グッチのクラフツマンシップが可能にする特別なものなのである。
時代の気分を巧みに取り入れ、トレンドを提案しつづける先進性と、ブランドの根幹を成す伝統の両方をみごと体現する「ソフト スティラップ」バッグ。グッチにまたひとつ、タイムレスな魅力をもつアイコン バッグが誕生した。
グッチ ジャパン カスタマーサービス
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