旗艦店「FILL THE BILL MERCANTILE」が装いもあらたに恵比寿にオープン|FILL THE BILL
FILL THE BILL|フィル ザ ビル
2016年春夏コレクション速報
旗艦店「FILL THE BILL MERCANTILE」が恵比寿にオープン
ミリタリー&ワークの影響を受けたデザイナー金田淳一氏が、2011年にスタートさせたブランド「FILL THE BILL(フィル ザ ビル)」。直営ショップが装いもあらたに「FILL THE BILL MERCANTILE」として東京・恵比寿にオープンした。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
2016年春夏コレクションにトレンドを見る
この2シーズン、ウィメンズの展開を広げ、シルエットなど、今まで以上にデザイン性が増したコレクションで注目されるフィル ザ ビル。今シーズンから「STEVEN ALAN(スティーブン アラン)」での取り扱いもスタートし、ウィメンズでは、昨シーズンから展開がはじまった「ユナイテッドアローズ ウィメンズ館」でも好評だ。
フィル ザ ビル2016年春夏コレクションに注目すると、アウターでは、極薄のシャツ生地でフレンチワークジャケットをモチーフにしたロングシャツジャケットが登場。シャツのように使用したり、コートのように羽織ることができる便利なアイテムとなっている。また、1940年代のスカジャンを生地から再現したものや、20世紀初頭と思われるガウンがベースのロングローブ、ブロークンツイルのラミー素材を使用したテーラードジャケットなども着こなしに欠かせない。
シャツでは、インディゴシャンブレーのパジャマシャツが登場。上下セットでオールインワンのような着こなしも楽しめる。おなじくシャツでは、ノーカラーにパッチポケットが印象的なパジャマシャツや、1900年代初頭のバンドカラーシャツのアップデート版も登場。シープレザーを使用した落ち着き感のあるTシャツは、同素材のキャミソールやショーツもラインナップ。ビンテージのボウリングシャツがベースになったオープンカラーシャツなども展開される。
ニットでは、1930年代のボートネックのクラシックなデザインのコットンセーターや、1940年代のAMERICAN RED CROSSのベストをモチーフにしたコットンニットベストなどが要注目だ。
ボトムスでは、今回あらたに定番デニムにくわわった13ozデニムを使用した4ポケットデニムパンツがラインナップ。程よいブーツカットシルエット。生デニムと加工の展開で、加工版については、丁寧な手擦りにより表現されたヒゲやアタリ感なども自然な表情をみせる。ボトムスでは古着のパジャマのデザインや、リネンシルクレーヨンという変わった混率の素材を製品染めしたツータックパンツ、光沢感が印象的なツータックのグルカショーツも見逃せない。
着こなしのアクセントになるシープレザーを使ったハットや、紙素材でつくられたブレードハットなどもコレクションにくわわる。
「FILL THE BILL MERCANTILE」
東京都渋谷区恵比寿2-5-6 1F
営業時間|12:00~20:00
FILL THE BILL MERCANTILE
Tel. 03-6450-3331
http://fill-the-bill.com