英国発ブランド「オールセインツ」が日本初上陸|ALLSAINTS
ALLSAINTS|オールセインツ
まず来年春に日本語版イーコマースサイトをローンチ予定
英国発ブランド「オールセインツ」日本初上陸が決定
英国発プレミアムカジュアルブランド「ALLSAINTS(オールセインツ)」の日本初上陸が決定した。今秋9月にオールセインツ・ジャパンを設立し、来年春には日本語版イーコマースサイトを立ち上げ、来年夏をめどに直営店舗の展開を開始する予定だ。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
世界10カ国に126 店舗の直営店を運営
イーストロンドンに本社を構え、ロンドンのリージェントストリートに旗艦店を構えるオールセインツは1994年に創業。NY・ソーホーの旗艦店をはじめ、現在は10カ国に127店舗の直営店を運営、15カ国でECを展開し、200カ国への配送が可能だという。
2011年にジミー チュウやアメリカンアパレルなどにも投資していたライオンキャピタルの傘下入りし、アジアでは昨年の韓国での出店につづき、今年台湾にも進出。満を持しての日本での事業展開がはじまる。
オールセインツは、「100%直営展開で商品、内装、音楽、ウェブサイトのコーディングまで、エンドユーザーとの接点となる場所は、すべて自社でイメージや制作などをコントロールする」ことをポリシーとしている。そのためショップの大きな特徴のひとつであるアンティークミシンを並べたファサードや、インダストリアルな鉄の什器などの店舗デザインも社内でおこなっている。
売上構成比はメンズとウィメンズが50%ずつ
チーフ・クリエイティブ・ディレクターのウィル・ビードル氏が40名の社内デザインチームを統率し、本社及び世界4カ所の生産管理拠点で合計100名のチームが年間400万枚の商品生産をコントロールしている。
売上構成比はメンズとウィメンズが50%ずつで、レザーをコア素材としたバイカージャケットをブランドの顔としつつ、独特のシルエットをもつドレス、ニット、カットソー、デニムなどバランスの良いワードローブを展開。
今シーズンから世界最大手のハンドバッグメーカーと取り組んだハンドバッグコレクションの展開もスタートし、すでにアメリカの主要百貨店などでは大きな反響を得ているという。
まず、来春にローンチ予定の日本語版イーコマースサイトに期待したい。
ALLSAINTS
http://www.allsaints.com/