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2015年5月19日
COACH|アーカイブと現代の技術が調和した、コーチ70周年アニバーサリーバッグ
COACH|コーチ
アーカイブと現代の技術が調和したレザーバッグ
70周年アニバーサリーバッグが登場
1941年、ニューヨークの小さな工房で産声を上げたコーチ。ブランド創立70周年を記念し、「ブリーカーレガシー」コレクションからふたつのアニバーサリーバッグが発表された。
文=谷中朋未
ウェブではコーチの世界観を深く知ることができる「MY COACH WORLD」を開設
ニューヨーク・マンハッタンのロフトがある小さな工房。70年前、たった6人ながらも伝承された技を持つ熟練した皮革加工職人がメンズの革製品を世に送り出したことにコーチの歴史ははじまる。
その後、使いこまれた野球のグローブがもつ豊かな質感と深みのある輝き、風合いや丈夫さにインスピレーションを受け、生み出された「グラブタンレザー」が大ヒット。今なおブランドのアイコンとして人気を集めている。
今回、70周年記念アイテムが発表された「ブリーカーレガシー」はその昔、レザー工房が建ち並び、昨年、コーチのメンズストアがオープンしたファッショナブルなショッピングストリート「ブリーカーストリート」にちなみ、名づけられたコレクションだ。
発表されたアニバーサリーバッグは、人気のクロスボディタイプの「クーリエバッグ」と「フィールドバッグ」の2型。ともにアイコン「グラブタンレザー」を現代の技術で再現し、革本来の深みのある自然な風合いを活かした「レトログラブタンレザー」が使用されている。さらに、何世紀も前からある寝具パターンであり、昔からコーチのバッグや革小物の裏地として使われてきたアーカイブ「ティッキング ストライプ」がプリントされ、70年ものあいだ培われてきた伝統と、現代の技術が融合したコーチのアニバーサリーにふさわしいアイテムとなっている