Factelier by GLEN CLYDE|幻のコットンで製作されたソックス
FASHION / NEWS
2015年3月12日

Factelier by GLEN CLYDE|幻のコットンで製作されたソックス

Factelier by GLEN CLYDE|ファクトリエ バイ グレン・クライド

日本で製作されたシーアイランドコットンのソックス

ジャパンブランドの直販ビジネスを展開する、ファクトリーブランド専門通販サイト「Factelier(ファクトリエ)」。このたび、幻のコットンと呼ばれる「シーアイランドコットン」を使用したソックスを、東京・千駄木に工場をもつ「GLEN CLYDE(グレン・クライド)」と提携して製作。「ファクトリエ バイ グレン・クライド」として販売を開始した。

Text by IWANAGA Morito(OPENERS)

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幻の綿「シーアイランドコットン」とは

世界の綿生産量全体のうち、わずか10万分の1の割合でしか収穫されないという幻の綿、「シーアイランドコットン」。その繊維の細さと長さは、数あるコットン品種のなかでも最上のものであり、光沢と風合いはシルクに近いものがあるという。糸自体がもつ天然の撚りは高い吸湿性を実現、また耐久性も高く、パラシュートの素材にも使用されていたこともあるそうだ。

Factelier by GLEN CLYDE|日本で製造するシーアイランドコットンの靴下02

Factelier by GLEN CLYDE|日本で製造するシーアイランドコットンの靴下03

シーアイランドコットン製品の管理をおこなう「西印度諸島海島綿協会」の日本支部より、シーアイランドコットンを使ったカジュアルソックス製作の認可を受けているのは、国内では「グレン・クライド」の工場だけだ。日本でもわずかな職人しか体得していないという「ハンドリンキング技術」により、手作業でひと目ずつの縫製がおこなわれる。これにより、つま先のフィット感が向上し、常にジャストフィットしているような着用感が得られるのだ。

職人の技術が生み出す履き心地

一般的なソックスは直径の大きなカマ(靴下のすね部分を作る際に使う筒状の機械)で作られるため、緩みが起きやすい。しかしグレン・クライドの工場では、通常よりもひと回り小さなカマで製作をおこなうため、比較的小さな日本人の足にもジャストフィットするというのだ。また、表糸と裏糸、それぞれの番手(太さ)が絶妙に調整されているので、長時間の着用の際もストレスを感じにくい。

今回製作されたのは、季節を問わず使用できるローゲージとミドルゲージのソックス。デザインのバリエーションも豊富なので、ビジネスシーンから休日まで、さまざまなシチュエーションに対応してくれる。グレン・クライドが20年の歴史のなかで培ってきたソックスファクトリーとしてのノウハウと技術を、いかんなく発揮した逸品である。

ファクトリエ
http://factelier.com

Factelier by GLEN CLYDE|日本で製造するシーアイランドコットンの靴下04

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