hinn|日本人が作る、美しい鞄
FASHION / NEWS
2015年2月16日

hinn|日本人が作る、美しい鞄

hinn|ヒン

端正なデザインと確かなクラフツマンシップ

日本人が作る、美しい鞄

昨年のデビュー以来、気品に溢れた静謐な佇まいのコレクションで多くのファンを獲得してきたジャパニーズブランド「hinn」の新作が、この9月に登場。新デザインのバッグ、財布などのスモールレザー、そして新色のグレーが加わった。

Text by SUGIURA Shu(OPENERS)

ドイツの名門タンナーのシュリンクレザーを使用

「働く男を、美しく」をコンセプトに、昨年10月にデビューしたhinn。装飾を排したミニマムなデザインとスモーキーなカラーのアイテムが、既成概念にとらわれずさまざまなスタイルで働くビジネスパーソンたちの支持を集めている。その凛とした存在感を裏付けるのは、なんといっても上質な革と、イタリアやフランスの高級メゾンにも匹敵する丁寧な作りだ。ヨーロッパの老舗メゾンも顧客に抱えるドイツの名門タンナー、ぺリンガー社のシュリンクレザーを使用し、職人により緻密に縫製された鞄や革小物は、従来のジャパニーズブランドにはないオーラが感じられる。

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「Honor、Integrity、Nerve、Nonconformity」のメッセージが刻まれたオリジナルのボタン

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「Basic Tote L」 (グレー)7万7700円(左)、「Wide Tote」(グレー)7万1400円

デザインは社内のデザインチームが行い、縫製は熟練した日本の職人によるもの。シュリンクレザーは上質ないっぽうで、細かな縫製に高度な技術が必要とされ、満足に製品化できる職人は数少ない。hinnの製品もわずか数名の職人の手により作られており、そのため生産数も少なく、アイテムによってはシーズン半ばになると品薄状態が続くという。

innを象徴するような、個性あるグレーが登場

今季は、グレーが新色として加わった。さまざまな色調により豊かな表情を見せ、ほかの色との調和も取りやすい色。hinnが独自に染め上げたグレーは、まさにブランドを象徴するように、深すぎず明るすぎず、個性的でありながら落ち着きのあるトーンに仕上がっており、そのミニマムなフォルムに見事に馴染んでいる。

新しい型としては、いちばん人気のトート(Basic Tote L)にもうひとつの型(Basic Tote M)が加わった。従来のものとくらべひとまわり小さくなり、ハンドル部分が長くとられている。ジャケットスタイルで肩にかけたとき、もっともバランスよく見えるようデザインされたアイテムだ。

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「Basic Tote L」(グレー)7万7700円

1泊程度の出張であれば十分対応できる大きさでありながら、すっきりとしたフォルムで人気を博したオーバーナイトバッグにもひとまわり小さいサイズ(Overnight M)が登場。よりコンパクトなモデルは、ビジネスマンのデイリーユースにますます重宝するだろう。

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左から、「Slim Long Wallet」 4万2000円、「Long Wallet」 4万7250円、「Flap Coin Case」 1万8900円、「Card Case with Pocket」 2万3100円

また、ファンからの要望が多かった財布、コインケース、カードケースのスモールレザーも登場した。同様にシュリンクレザーを使用しており、バッグとのコーディネートも美しくまとまるはずだ。

洗練されたデザインであるのはもちろんだが、デザインだけでは表現できない美しい佇まいとオーラは、上質な素材の美しさを最大限に引き出す確かな職人技術があってこそ。生産数の限られたプレミアムなアイテムは、公式オンラインショップと神宮前のオンリーショップのみで入手可能だ。

hinn Flagship Store
東京都渋谷区神宮前3-28-8
Tel.03-6804-2246
12:00~20:00(土・日・祝11:00~)
月曜定休
store.hinn.jp

           
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