AS by atsuko sano|劇団荒城、荒城月太郎が演じる未来の希望と覚悟
AS by atsuko sano|エーエス バイ アツコ サノ
劇団荒城、荒城月太郎が演じる未来の希望と覚悟
ジュエリーと大衆文化の関係性をひも解く、「AS by atsuko sano(エーエス バイ アツコ サノ)」のコレクションをお伝えする第3回は、劇団荒城に在籍する、荒城月太郎氏が演じるショートムービーを紹介する。近未来のコズミックとミリタリーという、ふたつの世界観を演じ分ける姿に注目してほしい。
Photographed by WATANABE Hajime(diapositive)Direction by IKUTA KojiHair&Make by TADOKORO ChikaText by ITO Yuji(OPENERS)
“samurai spirit”をテーマとしたコレクション
2011年に発表されたRINコレクションは、“5つのリン”をコンセプトにしている。「輪」=輪廻と和を示す、アズサークルの原点、「凛」=身が引き締まる美しさ、勇ましさ、「倫」=筋道、人間のあるべき関係、「厘」=1円の1/1000を指す単位:精密さを示す、「燐」=火の意味:五輪書の火の巻=戦い、炎のような情熱、この5つである。そして、ジュエリーデザインは、“KATANA”をモチーフに構成されており、4つのラインが存在する。まずは、刀そのものや刀を振り切った際の残像を表現したライン、美の追及を表現した「CROSS」、“本能・刺激”を鉤爪のモチーフで立体的に表現した「CLAW」、元素を表現したモノの塊を表現した「GCR」、5つのリンの概念と光の反射、バランスの取り方をテーマにした「PRISM」だ。そして今回、コズミックとミリタリーをテーマにした新作がくわわり、RINコレクションはさらなる進化を遂げた。
未知なる世界との遭遇を独特な世界観で表現
今回のムービー制作のテーマとなったのが、はるか未来の惑星からの帰還兵と独自に進化を遂げた戦士との出会い。それをつなぐ役目となるのが、「AS by atsuko sano(エーエス バイ アツコ サノ)」のジュエリーである。帰還兵が身につけるのは、クールで静寂にも似た神秘さをもつ「コスミック」コレクションで、未来への希望をAS(アズ)氏が表現したもの。それらを纏った荒城月太郎は、大衆演劇で培われた表現力で力強く演じた。
AS by atsuko sano|エーエス バイ アツコ サノ
劇団荒城、荒城月太郎が演じる未来の希望と覚悟
感性を鮮やかに表現する、クラフトマンシップ
AS by atsuko sano(エーエス バイ アツコ サノ)のジュエリーは、職人の技術と感性があらゆる面で発揮されたもの。その裏に秘められているのは「ハイジュエリーは数百年たっても美しく残っていなければならない」というAS氏ならではの考え方。そのため、宝石をもっとも美しく魅せるために必要な道具は、それぞれの職人が自分の手先に馴染むオリジナルの工具を製作し、使用している。
またエーエスのRINの目指すところはサムライスピリットからの発信であるため、輝きの捉え方は決して派手でなく、内に秘める力強さの輝き。それを製作する上でかかせないのが、精密さ、精巧さである。そのため、磨きは1回で仕上げられ、その美しさによって、デザインの個性を際立たせているのも特徴だ。
戦場における、行き場のない感情を精緻な動きで魅せる
ムービーに登場するのは、帰還兵と出会った「ミリタリー」コレクションを装着した未来の地球の戦士。まったく別の世界で生きていながらも、過去と未来を自在に行きかうための刺激となるジュエリーがトリガーとなり、彼らふたりがもつ情報すべてがリンクする。まだ誰も体験したことのない世界観を演じる荒城月太郎の動きに合わせ、精緻なCGによって「AS by atsuko sano(エーエス バイ アツコ サノ)」が考える独自の美意識がムービーで表現されている。
Vol.1「過去と現代、そして未来を自在に行きかうための刺激」 を読む
Vol.2「大衆演劇とアートアクアリウムに見る、親しみのあるアート」 を読む
AS by atsuko sano
Tel. 03-5466-0502
http://www.as-by-atsuko-sano.com