NIKE SPORTSWEAR|「リカルド・ティッシ×エア フォース 1」コレクション
FASHION / MEN
2014年11月18日

NIKE SPORTSWEAR|「リカルド・ティッシ×エア フォース 1」コレクション

NIKE SPORTSWEAR|ナイキ スポーツウェア

リカルド・ティッシがバスケットボールとスウッシュへの愛情を注ぐ

「リカルド・ティッシ×エア フォース 1」コレクション

「NIKE SPORTSWEAR(ナイキ スポーツウェア)」から、デザイナーのリカルド・ティッシによるバスケットボールへの愛情から生まれた「ナイキ+R.T. エア フォース 1 コレクション」が発売。このコラボコレクションのホワイトバージョンは、ドーバーストリートマーケット ギンザと一部のナイキ取り扱い店にて4月19日(土)より発売し、5月からはNIKE.COMでも発売を予定している。また、ブラックバージョンは、5月以降に世界各地で発売される。

Text by KAJII Makoto (OPENERS)

リカルド・ティッシの少年期を象徴する「エア フォース 1」

「仕事というよりも、エア フォース 1と歩んできた人生の祝福のようでした。心の底から信頼していて、自分でも愛用し、尊敬も愛情も抱いているスニーカーですから」── リカルド・ティッシ

リカルド・ティッシがイタリアで過ごした7歳から15歳の時期、世界中のカルチャーに熱狂していたというティッシにとって、唯一スポーツのなかで魅力を感じたのが、バスケットボールだった。バスケットボールをプレーすることは、彼にとっての“自由”であり、周囲の環境を超えた憧れの世界へのアプローチであり、生まれてはじめての自己表現だったという。

ナイキ スポーツウェア|リカルド・ティッシ 02

「ナイキ+R.T. エア フォース 1 LOW」
敬虔ながら反抗心も見せるスタイルに、なじみある印象が隠されている ── 1982年に発売され、のちにベストセラーとなった名作「エア フォース 1 LOW」。コート上での動きのために設計された、ピボットポイントのついたアウトソール、フルレングスのナイキ エア、そしてユニークなスタイルは、観客に衝撃をあたえた。これまで、何千ものカラーが販売されたエア フォース 1のなかでも、シンプルなアレンジで上品さを醸し出すこのモデルは、完成された存在感をはなつ。

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「ナイキ+R.T. エア フォース 1 MID」
1990年代に発表された、このクラシックなシューズのリミックス版をベースに、アッパーを分断するようにカラーや模様を使用。ジャカード布帛の足首をサポートするアンクルストラップのストライプが、あたらしいデザインを完成させている。

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「ナイキ+R.T. ウィメンズ エア フォース 1 HI」

オリジナルのナイキ エアのハイカットバスケットボールデザインの高さをさらに誇張したこのシューズは、本コレクションのためにティッシが特別にデザインしたモデル。“トライブ”的スタイルと時代を超えるテクノロジーとの衝突ともいえる、かかとにほどこした仮面のような意匠とシューズ本来のデザインの融合は、誕生とともに衝撃をあたえたエア フォース 1に新鮮な印象をくわえる。

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「ナイキ+R.T. ウィメンズ エア フォース 1 BOOT」
本コレクションのなかでスポーツのスタイルをもっとも広くとらえた表現の「ナイキ+R.T. ウィメンズ エア フォース 1 BOOT」。あたらしい製法を用いてシューズを膝まで伸ばし、サポート性とフィット性を向上。クラシカルなエア フォース 1のシルエットとインナーブーツの組み合わせで、エレガンスを表現した。タワーのように伸びるシュータンや、足首の上まで滑り降りるようなストライプのラインが目を引く。斬新なイメージを打ち出しつつ、なじみ深さも残した仕上がりとなった。

バスケットボールは、スポーツとファッションを互いに近づけてきたティッシの作品にも深い影響をあたえているスポーツ。これまでも、フープの下でのレディスウェアの発表や、ボールをインスピレーション源にした曲線を用いたメンズウェアなどには、バスケットボールにおけるゲームと、その美学への憧れがあらわれている。

ティッシのバスケットボールとスウッシュへの愛情は、導かれるようにナイキと繋がり、深く結びついた。

「AIR」マークに寄り添う「R.T.」のイニシャル

「幸運にも、私はあらゆるもので自分を100パーセント表現することを許される立場にいます。それでも、今回のプロジェクトは、“すごい”と感じるものでした。ナイキのアイコンであるシューズをキャンバスとしてあたえられ、自由な表現ができたのですから」とリカルド・ティッシは語る。

カラフルなバンドや模様の意外な使い方で、エキゾチックな風合いをくわえつつ、このシューズへの敬意を表し、オリジナルのソールをそのまま採用した。そして、ミッドソールのAIRマークの下に「R.T.」のイニシャルを入れ、彼らしさを表現している。

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