☆AYUITE☆ 2013-14年秋冬コレクション
☆AYUITE☆|アユ☆イテ
秋冬シーズンならではのシックなコーディネイトに注目
大人らしくきれいな着こなしの季節
ブランド名の「☆AYUITE☆(アユ☆イテ)」とは、アメリカインディアンのナヴァホ族の言葉で、「一番良い。もっともすばらしい」を意味する。オリジナルの生地・加工開発にこだわり、フォークロアを基本コンセプトに展開する最新コレクションをデザイナーの小原弘幸氏が解説する。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
ワントーンのなかでの男っぽい着こなしを意識
――今シーズンのルック撮影でこだわったポイントと、注目してほしいところは?
秋冬シーズンということもあり、シックなコーディネイトにしました。ラフなコーディネイトなのに、ワントーンにしていることでモードな雰囲気を出しています。カジュアルなアイテムも、大人らしくきれいな着こなしになっている部分を見てほしいです。
――今シーズンのキールック(コーディネイト)は?
今シーズンはとくに、ワントーンのなかでの男っぽい着こなしを意識しました。
フリース生地をテープカットして手編みしたベージュのフリースニット。ホワイトからベージュにグラデーション染めをしたダブルフェイス天竺ジャージ。製品洗いをしてユーズド感を出したブラウンのコーデュロイパンツでの、“ブラウントーン”のコーディネイト。
インディゴの先染生地をクレイジーに切り替えたインディゴのダウンベスト。ネップの入ったツィード調のボーダー生地とヘリンボンデニムをクレイジーに切り替えたインディゴボーダーシャツ。10ozのデニムとヒッコリーデニムをクレイジーに切り替えたインディゴイージーパンツでの、“インディゴ”のコーディネイト。
メキシカンラグをイメージしたラグ生地を使用したブラックのスタジャン。クルーネックの定番のワッフルジャージ ブラック。フリースとデニムをドッキングしたブラックのイージーパンツでの、“モノトーン”のコーディネイト。
──キーアイテムとキーカラーは?
フリース生地をテープカットして手編みしたベージュの「フリースニット」は、フリース生地を8mm巾に手でカットし、手編みしています。
インディゴの先染生地をクレイジーに切り替えたインディゴの「ダウンベスト」は、4種類のインディゴの先染生地を使用し、製品でユーズド加工しています。
メキシカンラグをイメージしたラグ生地を使用したブラックの「スタジャン」は、多色もしくは差し色が入るイメージが強いメキシカンラグですが、あえてモノトーンで生地を作りました。コーディネイトに取り入れやすくなっていると思います。
──デザイナーの仕事のやりがいとは?
難しい質問です……。
――ファンにメッセージを。
いつもありがとうございます。ファッションを楽しんでください。
<主な取り扱い店>
伊勢丹新宿店、ROYAL FLASH各店、RAWLIFE各店、ESTNATION六本木店、LOVELESS青山店、西武池袋店、Hardi Vagu(群馬県高崎市)、MERCURY(栃木県宇都宮市)、Rnmble Fish(愛知県名古屋市)、em cee five(広島県広島市)
問い合わせ
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Tel. 03-6418-7910