UGG for MEN|プロボクサー・村田諒太が履く最新コレクション
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2015年1月19日

UGG for MEN|プロボクサー・村田諒太が履く最新コレクション

UGG for MEN|アグ フォー メン

スペシャル・インタビュー&2013Fall 最新コレクション

プロボクサー・村田諒太(1)

ロンドン五輪ボクシングミドル級の金メダリストとして一気に世界の注目を集め、プロデビュー戦を鮮烈なTKO勝利で飾った村田諒太。世界チャンピオンを目指し、虎視眈々とトレーニングに励むこの男の強さの秘密とは? 我々がまだ見ぬ、新しいボクシングの魅力を切り開くそのアティチュードが、アグが理想とする男性像のひとつ、“ゲームチェンジャー”にぴったりと当てはまる。

Photographs by ISHII Fumihito(PRIMAL)Styling by MATSUNO MunekazuText by KAWASE Takuro

勝利に奢らず、その先を見据える

日本人離れしたフィジカルとファイトスタイル、そして抜群のルックス。1964年の東京オリンピック以来、48年ぶりの金メダル獲得という快挙を成し遂げたオリンピアン=村田諒太が次に目指すのは、もちろん世界チャンピオンだ。まずは8月25日に行われたプロ第一戦について、そしてプロ転向について改めてその心境を語っていただいた。

「まずは勝ててホッとしました。薄いグローブ、ヘッドギア無しで試合をするのが初めてだったので、もらってはいけないパンチと、スタミナ配分を意識していました。やはりグローブが薄いぶん、プロのほうが一発逆転がしやすいので、相手も必死で打ち返してきますから。プロとしての戦い方というのもつかめてきたし、自分にとって成長するための大事な一歩を踏み出せたことは非常に大きな意味がある試合でした。

試合が終わって二日後には軽くランニングを再開していましたし、ジムワークも1週間後から始めていました。記憶が鮮明なうちに良いところを伸ばして、悪いところを修正するようにいつもイメージして、身体を動かしています。

そもそも、子供の頃にボクシングを始めるきっかけとなったのが、プロボクシングをテレビで観たことでした。そこからオリンピックを目指すことになったのですが、その原動力となったのはいつも、強い人間になりたい、特別な人間になりたいという気持ちでした。メダルを手にした今、自分自身の心の奥底にある欲求を満たすためには、プロのリングで強さを証明するしかないと思ったのです」

感情や勘に頼らず、あくまで理論的に

今までならボクサーと言えば、血と汗の滲むグローブとリング、身体を苛め抜く過酷な練習と減量……。そんなハードなイメージばかりが先行し、時にボクサーはハングリー精神の象徴として語られる。しかし村田氏にとって、あくまでもボクシングはスポーツである。それも、キング・オブ・スポーツだ。

「自分にとって必要な練習だと分かっているから、辛くても我慢できるし、必要じゃないと思った練習はしません。自分はやっぱり、答えが欲しいんです。暗中模索で練習するのは好きじゃないですし、ゴールがあるからそこへ向かって頑張れる。景色がいいと長いランニングもそれほど辛くないものですが、ごみごみしてゴールが見えない場所でランニングするのは、同じ距離でも辛さが違いますから。それから、戦うモードに切り替わる瞬間というのも、実はあんまりないんですよ。

“アイツをブッ飛ばしてやりたい”とか、アマチュアの頃からそういう感情を抱くことはほとんどなかったんです。相手に対するリスペクトを持ってリングに上がりますし、自分が練習してきたことを、そのまま試合でもできるように常に集中しています」

これからを変える男が選んだ1足とは

特有の泥臭いイメージや成り上がり的な成功劇ではなく、より洗練されたスポーツのひとつとしてボクシングを提示する村田選手は、まさに“ゲームチェンジャー”そのもの。一方、ラグジュリアスとコンフォートをコンセプトとしてメンズコレクションをドラスティックにバリエーションアップした、カリフォルニア生まれのアグもフットウェア界の“ゲームチェンジャー”と言える。そんな共感から、今回のキャンペーンのひとりとして登場していただいたわけだ。

「以前から奥さんがアグを履いていたので、その存在は知っていました。自分自身は今回の撮影で初めて足を入れてみたんですが、あまりの履き心地の良さにびっくりしました。冬の練習場はかなり寒いので、素足でサッと履くことができ、暖かいというのもいいですよね。

基本的に柄モノを自分から選ぶことはほとんどないのですが、コレ(Ascot Camo)は見た目もすごくかっこいいので一目惚れしました。昔はダボダボのひどい格好をしていたこともありましたが(笑)、今はジャケットにジーンズとか、なるべくシンプルな格好を選ぶようにしています。こちらのカモフラ柄は、ちょっと派手な見た目なんですが、実際履いてみると意外なほどコーディネイトに馴染むんですね。これからは自分なりの着こなしを楽しんでみたいです」

その他のインタビューはUGG for MENキャンペーンサイトへ
http://www.uggaustralia.jp/pc/mentop.cgi

UGG® Australia/ Deckers Japan G.K.
Tel. 03-5413-6554
http://www.uggaustralia.jp

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スペシャル・インタビュー&2013Fall 最新コレクション

プロボクサー・村田諒太(2)

金メダリストの読書とリラックス法

米大手プロモーション会社、トップランク社との契約でスターへの階段を上り始めた村田選手。甘いマスクと恵まれたフィジカルに加え、知性とユーモアのセンスも持ち合わせているのが魅力だ。昨年末には自著『101%のプライド』(幻冬舎)を上梓し、生い立ちからメダル獲得までを明らかにした。彼は普段はどんな本を読み、どんなプライベートを送っているのかを訊ねた。

「昔から本が好きで、移動中の機内などでよく読んでいます。最近読んでおもしろかったのは、(ヴィクトール・)フランクルの『夜と霧』です。ナチスドイツ時代の強制収容所で主人公が直面した、悲観主義と楽観主義のどちらの態度を取るべきかという問いに、悲観主義の方がまだましだと答えているところが非常に面白かったですね。あともう一つは、『其の逝く処を知らず 阿片王・里見甫の生涯』という小説で、普段はあまり読むことのない歴史ものなんですが、すごく面白かったですね」

前者は世界的な名著であり、哲学の講義などでも題材とされる作品。それに対し後者は混乱期の日本で活躍したダークヒーローを扱うドキュメンタリー。そんな2冊を挙げてくれたのも実に興味深い。そして、ボクシング以外のプライベートについて質問した。

「いつも考えていることはボクシングだし、仕事もボクシング。吞みに行ってもボクシングのことばかり。だから、リラックスと言われても困ってしまうんです。本当にボクシングのことばかりの男なんで、息苦しくて気分転換したいとか思ったことはないです。月並みかも知れませんが、あえて言うなら息子と接する時間ですね。お子さんがいる他の家庭と同じことをしているだけだと思いますが……。今朝も家を出るときにアンパンマンの絵を描いてくれとせがまれました(笑)。僕がうどんを食べていればうどんが欲しいと言って、何でも真似しようとして、本当に可愛いですね」

ファッションにも独自の好みが

自著の中でも、あまりブランド志向はなく、物欲がほとんどないと自己分析していた村田選手。プロ転向で契約金を手にし、今後勝ち続ければファイトマネーも莫大なものとなるだろう。だが、これ見よがしに高価なものを手にすることもなく、今後の人生設計も見据えて貯金をするというのも実に村田選手らしい。

「最近、やっとクルマが欲しいと思うようになりました。万が一の事故があってはならないので、バイク移動が禁止になって、愛用のスクーターにも乗れなくなりました。だから今後はクルマを手にしたいですね。何を買うにしてもそうなんですが、基本的に自分の身内や後輩にお金を落としたいという気持ちがずっとあって。だからクルマを買うにしても、後輩のディーラーに相談してから決めようかなと。子供がいるので、車高の高いSUVをいくつか物色中です。年内には買いたいですね。

ファッションについてはそれほど詳しいわけではないのですが、シンプルな着こなしを意識しています。最近はジャケットスタイルが好きです。シューズに関してはいわゆる革靴が好きですね。足のサイズが大きいということがあって、海外に行ったときに買うことが多いのですね。ぱっと見が大事で、ブラック、ネイビーといったダークカラーが好き。今日履いた黒いブーツも、やっぱり見た目がカッコイイですよね。履いてみると、すごくクッション性があって気持ちいい。ブーツは重くて疲れるという印象があったのですが、アグのブーツは軽いし、疲れにくそうだなと思いました。デニムとの相性もすごくいいというのも気に入っています」

村田選手にとって「比べようのない心地よさ」とは?

アグが掲げる今シーズンのブランドプロミスは、“Feels like nothing else(それは、比べようない心地よさ)”。それでは村田選手にとって、「比べようのない心地よさ」とは何なのだろうか?

「僕にとってそれは、ボクシングで勝利することです。そしてその目標に向かって、仲間と共有する時間、家族と過ごす時間すべてがかけがえのない特別な時間なんじゃないかなって。ふと見渡すと、身近なところにこそ、比べようもない心地よさがたくさんあるのではないでしょうか」

インタビューが終盤、2020年に開催が決定された東京オリンピックの話題になると、熱心にスポーツ業界、スポーツ産業全体に対して語り出した村田選手。例えばアメリカのプロスポーツのマーケットと比較すると日本はその10分の1程度なのだそう。プロアマ問わず、選手がしっかり利益享受できるようなシステムの必要性を説き、日本のスポーツ界全体がシフトしなければならないとも語ってくれた。村田選手が世界チャンピオンになれば、ボクシングの競技人口も増えるであろうし、よりメジャーなスポーツへと成長する可能性もある。そんな期待を我々に抱かせてくれる男が、ゲームチェンジャー=村田諒太なのである。

村田諒太|MURATA Ryota
1986年生まれ。奈良県出身。小さい頃に観たボクシングに興味をもち、中学生時代からジムに通う。高校・大学時代に輝かしい戦績を収めるが、北京オリンピック出場権を獲得できなかったことで現役生活からの引退。東洋大学職員として勤務しながら、現役復帰を果たす。そして、日本人選手によるボクシングでの金メダルは、1964年の東京オリンピック以来48年ぶりという快挙を成し遂げる。2013年、正式にプロへ転向。

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スペシャル・インタビュー&2013Fall 最新コレクション

ペイントアーティスト・さとうたけし

市販のローラーとペンキで、ビルの外壁に、ショップの内壁に、瞬く間に絵を描き上げる日本人がいる。若くして渡米し、ミューラルアート(壁画)に触れ、ただ一人で試行錯誤を重ねて今のスタイルを作り上げた、ペイントアーティスト──どんな「壁」も鮮やかに超える“ドリーマー”、それがさとうたけしだ。

Photographs by ISHII Fumihito(PRIMAL)Hair & Make up by OKANO YasushiText by KAWASE Takuro

渡米先で出会ったミューラルアート

アグ渋谷店の設営中、外側を覆っていた壁面に、ヴィヴィッドで躍動感溢れるペインティングがあったのをご存じだろうか。今季のウィメンズの広告ビジュアルを、ローラーだけを用いて描いたのがさとうたけし氏である。ライブペインティングという独自の手法を確立し、ある時はカラフルでポップな作品を描き、ある時はモノクロームで迫力のある作品を描き出す。アパレル系をはじめ、多くの企業からの依頼が殺到する、注目のアーティストだ。まずはさとう氏のキャリアの出発点となったアメリカについて話を訊いた。

「高校を卒業して就職したのですが、19歳の頃に単純な好奇心から渡米しました。ジーンズ、クルマ、バイク、映画といったものを通じて触れたアメリカンカルチャーに導かれ、20歳前くらいにアメリカに渡りました。その時ダウンタウンで出会った『ミューラルアート』に衝撃を受けたんです。ミューラルアートとは壁画のことですが、日本と違って、すごく盛んなんですね。特にKent Twitchell(ケント・トゥイッチャル)という人のミューラルアートだけが、明らかに他とは違いました。それで図書館でケントさんのことを調べて、彼が壁画を描いている現場を実際に見ることができました。自分もこんな風に絵を描いてみたいと思い、以前足を踏み入れていたアートの世界に挑戦することにしました」

ローラーペイントという斬新な手法

一度は諦めていたアートの世界へ、自分だけの手法を磨き上げ再挑戦したさとう氏。その後、アメリカ国内のテーマパークやレストランの壁画や、企業の広告まで手掛けるようになり、世界中の注目を集める存在となった。従来の絵画やアートには無かった、パフォーマンス要素の強いスタイルはどのようにして生まれたのだろう?

「ロスのビーチ周辺のストリートパフォーマーがやっていた、2~3分で描き上げてしまうアートも含めて、絵を描くことにはいろんな方法があるんだということに気付きました。筆を使ったり、スプレーを使ったり、ローラーを使ったり……。その中で自分が特に面白いと思い、可能性を感じたのがローラーでした。細かい部分までローラーだけを使い、それを3~4分で描き上げたら、すごいことになると確信しました。最初は失敗ばかりでしたが、試行錯誤するうちにさまざまな発見があり、だんだんと自分なりのテクニックが磨かれていきました。

ケントさんに憧れはありましたが、誰もがまだやったことのない、見たこともない描き方をすることの方が自分にとって大事だと思ったのです。観客を飽きさせず、いかに早く仕上げるか、ということもライブペインティングの魅力のひとつ。曲に合わせて描き切るなど、さまざまなマイナーチェンジをしながら、いろんなニーズに応えていきたいですね。ローラーを使った面白さを最大限に引き出し、ローラーアートというひとつのジャンルとして確立したいです」

Dragon/ローラーアートの真髄を凝縮したクールな作品

ペインティング中も独自のファッションを貫く

撮影日に訪れたさとうさんの私服は、シンプルでいてクリーンなアイテム。色の組み合わせやサイズ感も実にモダンで、そのスタイリッシュな着こなしに、アグのシューズを合わせてもらった。愛用の時計はブライトリングの名クロノグラフ“ナビタイマー”というのも、時間内にペインティングをフィニッシュさせるさとう氏なりのチョイスである。

「若い頃はずっとジーンズにスウェットシャツとか、典型的なアメカジばかりでしたね。もちろん今でもジーンズやチノパンは好きですが、最近はジャケットを合わせて着ることが多くなりました。それに、以前からスーツをかっこよく着こなせる男でいたいと思っていたので、フォーマルっぽいの格好でパフォーマンスをすることもあります。いかにもペインター風という格好や、汚れてもいい作業着みたいな服は絶対に嫌だ、というのがありました。

僕が憧れたケントさんも、ネルシャツをジーンズにタックインした着こなしが、とても似合っていてカッコよかった。僕を含め、ペインターは単なる作業員ではないですし、“絵を描いている姿がカッコいいだろ!”っていう自信もありますから。それに汚してはいけないという緊張感が、スキルを上げてくれることもあるのです。絵を描くことだけに集中しすぎるのではなく、観客に観られているという意識を常にもつことも、ローラーアートにとって重要なんです」

アグ オーストラリアとの出会いと履き心地について

ファッションにもこだわり、パフォーマーとして「自分を見せること」に意識を払っているさとう氏に、アグとの出会いと イメージ、着用していただいたシューズについて感想を訊ねた。

「女性に人気が高いブランドというのは前から知っていました。特に4~5年くらい前から、海外でアグを買ってきたという話をよく耳にするようになりました。自分でアグを履くようになったのは今年からなのですが、本当に快適で気持ちのいいシューズです。まるで足がマッサージされているかのような感覚があって、男性にも今後もっと人気が出ると思います。今回選んだ2足もそうなんですが、基本的に好きなのは短靴。でも改めてブーツも試着してみたら、すごく気持ち良かったので、今後トライしてみたいですね」

今シーズンのアグのブランドプロミスは“Feels like nothing else(それは、比べようない心地よさ)”。さとう氏にとって、比べようのない心地よさとは何なのだろうか?

「唯一無二のローラーアートのパイオニアであり続けることです。具体的には、ローラーの新しい使い方や、新しい描き方を発見したときの快感や興奮がそれに当たるのかもしれません。意図しないミスが新たな発見となることもありますし、やればやるほど奥が深いのです。だから、不可能を可能にし、誰もやっていないことにチャレンジし続けることが、自分自身を高めてくれるのかもしれませんね。アグというブランドもまた、シープスキンを使ったフットウェアのオリジネイターであり、開拓者だと思っています」

さとうたけし|SATO Takeshi
1977年、宮城県生まれ。単身渡米し、壁画技術を習得。以後、数多くのテーマパークやレストラン等の壁画を手掛ける。斬新なスタイルと短時間で描くライブイベントショーで、多くの海外メディアから注目を集めている。コマーシャルアートで培った経験と技術を生かし、ローラーだけで描かれるスピード感とパワー溢れる独自の作風で知られ、ファッションブランドのための作品も多い。

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スペシャル・インタビュー&2013Fall 最新コレクション

冬の新定番にエントリー「クラシック」コレクション

ポテッとした愛嬌のあるフォルム、モコモコのシープスキン、そして一度足を通して見れば分かる心地良い温かさと抜群のホールド感。その個性的な表情と作りの良さから、大人のカジュアルの足元を飾るマストアイテムとして、アグのブーツは今、世界中で大人気だ。

Photographs by JAMANDFIXText by TSUCHIDA Takashi

ブランドの代表的スタイルを、まずは一足

アメリカ西海岸のセレブリティたちの間でブレイクし、彼らの着こなしに世界のファッションピープルが釘付けとなったアグのブーツ。シープスキンの比べようのない質感。足元に適度なボリュームを与える独特のフォルム。そして外見から滲み出る卓越したクラフトワーク。そのどれもが新鮮で、ラグジュアリアスな雰囲気に満ちている。

またシープスキンブーツの原点が、サーファーたちが陸で休息をとる際に足を温めたアイテムだったという逸話が面白い。ゆえにアグのブーツは素足で履いても快適さを失わないのだ。最高品質のシープスキンを使用し、通気性と保温性に優れ、軽量。夏はドライに冬は暖かい。世界屈指のクラフトマンシップによるフットウェアでありながら、ラフな着こなしもOKのブーツ。それでいて、これまでのブーツとは一線を画したハイグレードな表情をも併せ持つ。こうした多彩な個性がクロスするポイントに、大人のカジュアルアイテムとしてアグのブーツが存在する。

Classic Short Leather

Classic Mini Deco

Hannen

アグの定番スタイルといえば、やはり「クラシックショート」だが、現在、ワークブーツやスリッポン、スニーカーなどもラインナップ。バリエーションはじつに豊富だ。全体的にボリュームのあるフォルムとは裏腹に、ヒールカップは思いのほかコンパクト。ゆえに、バックショットには、洗練が漂うのだ。都会のフットウェアとして誰もが受け入れているのは、そのためかもしれない。ツインフェイスと呼ばれる一枚革のシープスキンは、夏はドライに、冬は足を心地良く温めてくれるはずだ。

アグはさらなる実用性とファッション性を追求したモデルを発売し、アグの進化は、もはや留まるところを知らない。


UGG Australia|アグ オーストラリア

アグのアイコンとなるシープスキンブーツの変遷を辿ると、オーストラリアのバイロン湾の砂浜に行き着く。現地のサーファーが陸で休息をとる際に、シープスキンのフットウェアで足を温めたことが、その始まりと言われているのだ。このアイテムをアメリカ西海岸に持ち込んだのが、オーストラリア出身の若きサーファー。その彼が1978年に創業したブランドが「UGG AUSTRALIA」である。ブランドの発祥はアメリカの南カリフォルニアだが、名称にオーストラリアの国名を記しているのはこのためだ。

1995年、「UGG AUSTRALIA」はデッカーズ アウトドア コーポレンションの傘下に。サーフブランドからラグジュリアス&コンフォートブランドへとイメージを一新して、現在に至る。

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UGG for MEN|アグ フォー メン

スペシャル・インタビュー&2013Fall 最新コレクション

ブランドの新アイコン、断然使える「スリッポン」コレクション

シープスキンブーツで得た快適さを残しつつ、都会のライフスタイルにマッチしたアグのスリッポン。その代表的なモデル「アスコット」から、今季はジャケットスタイルまでも守備範囲に収める新作が続々と誕生し、話題を呼んでいる。

Photographs by JAMANDFIXText by TSUCHIDA Takashi

大人の遊び心を満たす「アグ流カジュアルエレガンス」

アグのスリッポンを代表する「アスコット」をスリム化したのが「アルダー」だ。同時に、厚みが17ミリとなるツインフェイスをはずし、フットベッドのみに天然ウールを残していることも特徴である。これにより足元のスマートな印象を獲得すること成功。ライニングがファブリックであることで、足を実際に入れた時にもアッパーが膨らまず、見た目にも他のスリッポンと何ら変わらない印象を得ているのだ。

Alder

Ascot Camo

構造上はミニマライズされても、アグならではのソフトな感触を味わうのには十分。フットベッドの天然ウールは床からの冷気を遮り、通気性と保温性の高さを発揮する。ライニング素材には上質なフランネル生地を使用しているから、着脱もスムーズだ。

数々の新作の登場で、着用シーンがさらに広がったアグのスリッポンだが、得意のカジュアルモデルもセンスを感じさせるものばかりだ。なかでもカモフラージュテクスチャーを上質なヘアカーフにプリントしてしまう発想は斬新。ポップアイコンをハイクオリティなアイテムに取り込む潔さは、大人の遊び心を存分に満たしてくれる。


国内最大規模のコンセプトストアが渋谷にオープン

日本国内では14店舗目のコンセプトストアとなる「UGG Australia SHIBUYA」が、渋谷公園通りに2013年9月26日オープン。ここではメンズ、ウィメンズ、ベビー、キッズ向けのフットウェアをはじめ、ラウンジウェアアイテムも国内で初めて展開。オープン前日には、前出のさとうたけし氏がライブペインティングを披露。ジャズに合わせてアグの2013Fall広告ビジュアルを描き上げた。

1階および地下1階の2フロアで構成される店内は、ブランドコンセプトの「ラグジュアリアス&コンフォート」を全面に打ち出したプレミアムな雰囲気。こうしたブランドの世界観を、空間を通じて体験するためにも、最新のコンセプトストアをぜひ訪れてみたい。

UGG® Australia SHIBUYA
東京都渋谷区宇田川町20-17 NOF渋谷公園通りビルB1F、1F
Tel. 03-6455-1011
営業時間|11:00~20:00
無休

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