松田智沖|「ジョン ロブなオトコ」 名波 浩、ジョン ロブとサッカーを語る(3・最終回)
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2015年5月12日

松田智沖|「ジョン ロブなオトコ」 名波 浩、ジョン ロブとサッカーを語る(3・最終回)

2010年、ワールドカップイヤーの楽しみ方

名波 浩、ジョン ロブとサッカーを語る(3・最終回)

ジュビロ磐田を中心にプロ生活14年間で、Jリーグの隆盛とワールドカップ初出場という日本サッカー史に残る歴史の主役の座にいた名波 浩さん。1月10日に引退試合を終えて、話は自然と今年のワールドカップ南アフリカ大会へ──

ホスト=松田智沖(ジョン ロブ ジャパン)Text by OPENERSPhoto by Jamandfix

名波 浩が見る、いまの日本代表チームとは?

松田智沖 ワールドカップの1次リーグの抽選結果はいかがですか?

名波 浩 とても刺激のあるグループに入りましたね。1試合1試合楽しめる組み合わせになりました。

松田 個人的には非常に厳しいグループだと思いますが。

名波 6月14日の初戦、カメルーン戦は、ホームアドバンテージが絶対あるだろうし、6月19日のオランダは間違いなく強豪国だし、6月24日のデンマーク戦は、前の2試合の結果によって戦い方が変わってきます。前の2試合で勝ち点1でも、デンマークに勝てば決勝トーナメントに行けるはずです。

松田 いまから楽しみですね。

名波 あとは岡田さんがどんな選手を選ぶかですね。ブラジルの伝統のように、23人目の選手は4年後を見据えた次代のエースを選ぶとかできるかも見どころです。みなさんにもワールドカップイヤーなので、サッカーにフォーカスした生活をしてほしいですね。

──ワールドカップのピッチはやはり独特ですか?

名波 ワールドカップに出たときはよくわからなかったけれど、やはり違いますね。

──名波さんが出場した98年のフランス大会と前年のアジア最終予選は日本中がサッカー一色でしたね。

名波 あれは予選もぎりぎりだったし、チームも弱かったから、みんな興味をもってくれたのでしょう。いまは予選を通って当たり前のような雰囲気ですからね。

松田 名波さんから見て、いまの日本代表はいかがですか?

名波 だいぶ良い方向に行っていると思いますよ。いまの代表はハートを表に出せる世代ではないので、内に秘めたものがあると思うし、いろんなコメントを聞いていても、「誇り」や「責任」、代表の「価値」とかを彼らなりに感じてきていると思う。「自分たちで歴史をつくろう」という前向きな姿勢があればいい。あとは、現場のスタッフがとても研究熱心で、つねに上を見ているので、いけるんじゃないかと思います。あとは、外部をシャットアウトする勇気ですね。

松田 外部をシャットアウトする勇気とは?

名波 僕はいまもインターネットは一切見ないし、だからこのウェブマガジンも知らなかったんですが(笑)、メディアの情報を見ちゃうとメンタル的に影響を受けるんです。

──それはひょっとして、97年の最終予選から?

名波 そうですね。そのころからニュースを見なくなりました。選手やスタッフはどうしても評価を気にするんです。でも見てもいいことはないと思うんですけどね。

松田 なるほど。ナーバスなものなんですね。

──名波さんが最近凝っていることはありますか?

名波 ジョギングが楽しいですね。ひざのために走っているようなものですが、アスファルトでぎりぎりの6~8キロ走っています。

松田 それでは最後に、ジョン ロブになにか求めることはありますか?

名波 スニーカータイプをもっと増やしてほしいですね。遊びのあるカジュアルな靴も好きなんですよ。

松田 名波さんに履いていただいているモデル「ウィナー」もそうですが、ジョン ロブは伝統的なものづくりを踏襲しながらもつねに新しいことにチャレンジしていく企業なので、ぜひ期待していてください。今日はありがとうございました。

──ありがとうございました。

名波 浩(ななみひろし)
1972年 静岡県生まれ。清水商業高校卒業後、順天堂大学に進学。高校時代には2度の全国高校選手権、高校総体を制する。順天堂大学卒業後、ジュビロ磐田に入団。1999年、イタリア・セリエA ACヴェネチア(現SCCヴェネチア)に移籍。翌年にジュビロ磐田に復帰。J1通算314試合34得点、J2通算17試合、イタリア・セリエA通算24試合1得点。国際Aマッチ通算67試合9得点。現役引退時より、ジュビロ磐田アドバイザーとして活躍する。

ジョン ロブ ジャパン
Tel. 03-6267-6010
http://www.johnlobb.com/

           
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