祐真朋樹|かっこいい男の定義 第1回 祐真朋樹、操上和美さんを語る
Fashion
2015年5月11日

祐真朋樹|かっこいい男の定義 第1回 祐真朋樹、操上和美さんを語る

祐真朋樹|かっこいい男の定義

第1回 祐真朋樹、操上和美さんを語る

──ウェブマガジン「オウプナーズ」創刊にあたって、祐真さんには、祐真さんが考える“かっこいい男”について語っていただきたいなと思います。

祐真朋樹 うん、かっこいい男ね。誰だろうな。う~ん、カメラマンの操上和美さんかな。そうだね、操上さんだね。

──どういうところに惹かれましたか。

祐真 仕事で何度かご一緒させていただいて、海外ロケでは一緒に食事したり、事務所に伺って打ち合わせしたりという程度なんですが、もうすべてが自分のものになっていると感じます。なんていうのかな、実感が伴ったかたちでスタイルが存在している。

──なるほど。

祐真 自分も仕事をしていて常々思うのは、仮の姿みたいなものでの表現というのは偽物に見えるわけです。操上さんを見ていて思うのは、自分が深く思っていることとか、自分自身の生き方の延長上で表現をしている。だからいいものができるんだと思います。

──しかもクオリティの高いものが表現される。

祐真 そうだね、まとまった形でにじみ出てくる。もう大先輩なんですが、おなじステージで話ができる。それはものをつくる上で、ほんとにかっこいいなと思いますよ。特に広告の仕事だと膨大なお金が絡んでくるんだけど、そんな状況でも、いいものをつくろう、やるべきことはこれだということを貫ける強さというか太さをもっているのが魅力的ですね。

──最初に仕事で一緒になったのは?

祐真 きちんと仕事をさせてもらったのは10年ぐらい前。そのときから、カッコイイひとだなーと思っていました。僕が20代終わりころかな、雑誌の撮影をお願いしたとき丁寧に断られたんだけど、「あなたのことは知っていますよ」と言ってもらって、すごくうれしかった。そうか知ってくれているのかって。それで僕が32、3歳のときにJRA(日本中央競馬会)の木村拓哉さんの広告に関わって、操上さんが1年間スチール写真を撮られたんだけど、そのときもすごく面白かった。このひとおもしろいなあって。

──憧れもあったんですか。

祐真 昔、操上さんが撮っていた雑誌『Switch』とか、かっこいいなぁって見ていましたからね。本人と接してから、こんな大人になりたいなぁと。シャッター押しているとき、カッコイイんですよ。

           
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