BALLY|現代アートとのコラボレーション! 「BALLYLove」がいよいよ発売
BALLY|バリー
バリーのアーカイブに触れられるイベントも!
「BALLYLove」がいよいよ発売
スイスを代表するラグジュアリーレザーブランド、バリー。昨年のアートバーゼルで話題となった、ニューヨークを拠点に活躍する現代アーティスト、オラフ・ブルーニングとのコラボレーションコレクションである、「BALLYLove」がついに発売される。
Text by TAKAYAMA Yumiko
バリーが紡ぐ、現代アートとのコラボレーション!
バリーとアートの関係は1910年まで遡る。その時代にもっとも人気の高いイラスト作家を「バリー・ポスター」の広告キャンペーンに起用し、今までラウビやバウムベルゲル、ベルセ、ハドラー、ベルナール・ヴューモといったそうそうたる有名アーティストの作品を世に送り出してきた。1982年に広告ポスターとして使用されたヴューモの作品が、2011-12秋冬ウィメンズコレクションのインスピレーションになったのも、記憶にあたらしい。
2010年から世界最大のアート見本市であるアートバーゼル、アートバーゼル・マイアミビーチとパートナーシップを結び、同年、コンテンポラリー・アートの分野で、世界的に活躍するアーティストとのコラボレーションした、コレクション「BALLYLove」がスタート。
第一弾はスイスのアーティスト、フィリップ・デクローザが、ポップアート感覚のジオメトリックな格子やストライプ、水玉を靴やバッグのデザインに取り入れたのが大きな話題となった。
そして、第二弾はニューヨークを拠点に活躍する、オラフ・ブルーニングを起用。身近にあるものや風景を題材に、写真や映像、立体、ドローイング、インスタレーションといったメディアを駆使してつくられるブルーニングの作品は、大胆でユーモラス、日常の風景のなかに奇妙な引っかかりのある作風で知られている。現代アートをはじめ、ファッションの世界でも注目を集めている気鋭のアーティストだ。
ブルーニングは2010年に発表した「Marilyns」という自身の作品と、バリーのビンテージポスターから着想を得て、マスキングテープでできたウィッグ、シューズ、バッグ、グローブやハンドバッグを白塗りの5人のモデルに身に着けさせた、独創的な世界観のビジュアルを撮影。これが、「BALLYLove」セカンド・コレクションのベースとなる作品となり、昨年、6月におこなわれた、アートバーゼルのコレクション・ラウンジで発表された。
このイメージをインスピレーションとして、バリーのクリエイティブ・ディレクターである、グラエム・フィドラーとマイケル・ヘルツは、ブルーニングと一緒に実際の「BALLYLove」コレクションをデザイン。ウィメンズのバレリーナからメンズのローファー、トート、ハンドバッグ、メッセンジャーバッグ、スカーフやそのほかのアクセサリーから構成されたコレクションは、ポップでカラフル。身につけているとウキウキしてくるようなデザインだ。
日本橋三越本店では先行受注もできるイベントを開催!
バリーは2012年3月7日(水)~14日(水)まで、日本橋三越本店の本館1階・中央ホールにてイベントを開催。スイスのバリー・シューミュージアムに所蔵される、貴重なアーカイブピースやポスターが本イベントのために展示され、2012年春夏のメンズ、ウィメンズの最新コレクションと合わせて鑑賞できる。また、イベント会場では、「BALLYLove」コレクションの先行受注もおこなわれ、購入者には先着でノベルティも用意されている。バリーとアートの貴重なアーカイブに触れられるチャンスをお見逃しなく!
バリー・ジャパン
Tel. 03-6215-6609