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2020年12月3日
食材を“ふわっふわっ”におろすことを極めた飯田屋のオリジナル調理道具「エバーおろし」|IIDAYA
IIDAYA|飯田屋
力を入れずに生姜やレモン、チーズなども“ふわっふわっ”に
東京・合羽橋の調理道具専門店「飯田屋」が、オリジナル調理道具「エバー」シリーズの第3弾として「エバーおろし」をリリース。さまざまな食材のふわふわな食感を楽しめる国産おろし金だ。
Text by YANAKA Tomomi|Edit by TSUCHIDA Takashi
浅草・合羽橋の老舗による現代の新発明
大正元年(1912年)に東京・浅草で創業した飯田屋。現在6代目を務める飯田結太氏が、300種類を超える世界中のおろし金を使い比べてたどり着いた「エバーおろし」が発売された。
「エバーおろし」はさまざまな食材を、力を入れることなく、ふわふわな食感におろせるのが特徴。食材が細かく、ふわふわになればなるほど、空気に触れやすくなるため、風味も増すといい、繊維が強くどうしても繊維が残ってしまう生姜はもちろん、ニンニクやチーズ、チョコレート、山芋、レモンなども“ふわっふわっ”におろすことが可能。
“ふわっふわっ”の秘密となるのが、おろし金の刃。刃の立ち上げりがフラットに近づくほど、細かくふわふわになるものの、近すぎると食材が引っ掛からなく、おろすことが不可能に。飯田屋では食感と使い勝手、長く切れ味が続く、この3つの条件を達成させるべく開発。20以上の試作を経て「エバーおろし」を完成させた。
スマートフォンサイズで手になじみやすく、金型から仕上げまですべての工程を国内で手掛けた「エバーおろし」。気軽にさまざまな食材をおろせるようになり、調理の幅が広がるはず。
エバーおろし
- サイズ|13.5×6.5×2.5cm
- 重さ|96.2g
- 価格|3000円(税別)
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